続きです

忘れないうちに書いて行きます。

手術室に入ると、そこは、子宮摘出の時とは違う部屋で、少し小さめかな  、
でもまた何人もの人が動き回っていて、
結構騒がしく感じた。
手術は他にも受ける人がいたのかもしれない。
すぐに担当女医さんがきて、始めますよ---
  
その時の担当医は2人、
医師になりたてという感じの若〜い女医と
ベテラン女医と。

回りに看護師さんなど4、5人で

OKでーす。
声がかかった。

"まず白内障から始めすぐそのまま網膜に移ります。時間は1時間くらいでしょうかね。
麻酔がはいりますが、耳は聞こえますよ、
CD 聞こえるでしょう?"

緊張している私には音楽は聞こえていなかった。
部屋で動く人たちの 会話や医療器具をいじる音や電子音等の方が大きくて耳には届いてなかった。

それより、まばたきをしたらどうしようとか
目が疲れて開けていられなかったら、、
とかそんな心配をしていた気がする。

でも心配は不要だった。
まぶたは、テープで止められて、頭は固定され、麻酔で、
辛さもなくて、
不安はいつか消えていた。

眼球の左右から 切除器具とカメラが刺され
先生がメスを動かす。

"水晶体を綺麗にしますよ〜 
レンズを入れますよ〜
曇りが取れたでしょう?

先生の声が聞こえる。
 気がつくと私の作ったCDが手術室に流れていた。
騒がしいけど確かに聞こえてきた。

ということは、手術は私1人なんだなと分かった。
少しリラックスしてきた。
好きな曲ばかりだ。

新米医師と話しながら作業している、


その時 ふと気がついた。

先生の手の動きつまり、鉗子の先の動きが見えてる!!
明るく照らされた網膜の中で動く鉗子がはっきり見えるのだ!!

 
濁った目の中で薄い膜がヒラヒラしているのを追いかけて吸い寄せていく、
大きいカケラから小さいものまで吸い取っていくのを自分の目で見ていた。

どうして見えるのかわからないけど、
間違いなく先生の動きだった。
次第に汚れたものがなくなって

"さあ、終わりますよ〜〜"

その時の目の中にはもう少しヒラヒラしていたけど、終わったようだ。

"ふう〜〜

綺麗になりましたよ、
曲の選曲よかったわよ。〜
私も好きなのが入ってたわ、"

いつ麻酔が取れたのか、界がわからなかった。

目には包帯が貼られ  ゴーグルがかけられ

部屋まで車椅子で押されて帰った。
痛みも、不愉快さも何もなく、
ベッドに横になった。

あー終わった。良かった。

部屋は個室で東側、
大きな窓から私の家のバルコニーが遠いけど
よく見えた。





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4度目の入院食
食欲はバッチリあります。
 
つづく