彼は、再びゲイビデオの世界に招かれた。

あるスポーツ競技で、

それなりの実績を残しているので、

引き続き、顔出しはNGではあったが、

彼は、男と絡む撮影のチャレンジを続けた。

それは、彼からすれば、

1人遊びでは、味わえない快感が得られ、

女性とのHでは体験できない刺激的な快楽を

楽しむことができたからだ。

そして、招く側のスタッフも、

もちろん彼を大歓迎!

まだ若いけれど、

引き締まった細マッチョ・ボディーの青年は、

体毛も薄く、すべすべの肌で、

見栄えがバツグン。

ヌードでいても、爽やかで、

いやらしさや汚らしさを、ほとんど感じさせなかった。

遊び慣れた感じや、悪びれた感じもなく、

まさに、親近感のある普通っぽいスポーツマンが、

誰にも内緒で、こっそり見せてくれたヌードが

尊いものに感じられたのだ。

 

ある日の彼は、

一糸まとわぬ裸体でベッドに横たわり、

腰の上に、

シンプルな白のタオルが1枚かけられただけだった。

すると、足を少し広げただけでも、

アレがポロリと見えてしまいそうなほど

ギリギリのラインだった。

そして、今日も、彼の肉体は、

研ぎ澄まされた感じで美しかった。

ただ顔を隠すため、

本来は、スポーツするときに頭につける汗止め用の

ヘアーバンドを目に装着していた。

この日の男からのファーストタッチは、

彼の太もも。

彼の太ももの上に、そっと男の手が乗った。

そして、男は引き締まった彼の胸を、

ゆっくりと、まさぐった。

なでるように、そっと優しく触れた。

最初は、ただ、それだけ。

それだけで、

タオルには、指1本、誰も触れていないのに、

なぜか、彼の腰の上の白のタオルが、

手品のように、ふわりと浮き上がり出す。

宙に浮きだしたのだ。

もちろん、これは手品でない。

からくりがある。

それは、他人の手が、彼の太ももや胸に触れたことで、

敏感な彼のアレが反応し、

素早く起き上がり、タオルを浮かせたのだ。

しかも、かなり高く高く浮き上がらせたのだった。

タオルを取り除くと、

彼の下ぞりの●●●は、

まさにテントの支柱のように、

しっかり、そそり立っていた。

目を覆っていると、

男の手も、とっても刺激的だったのだ。

 

また、別の日の彼は、

全裸でうつ伏せで、寝転んでいた。

スポーツマンの肉体って、

胸筋や腹筋のある表側の方が、

やっぱり男の色気が漂い、カッコいい。

さらに表には、顔もあるし、

可愛いおへそもあるし、

なにより、全裸なら、●●●も見える。

もし、あなたの彼が、Hしたあと、

全裸で寝落ちしていたら、

こっそり、じっくり見たいのは、

やっぱり表側じゃないですか?

胸筋や腹筋があれば、

たくましさも感じられるし、

●●●は、それ自体が小動物みたいに見えることもある。

彼の意志とは関係なく、

動いたり、大きくなったりもする。

でも、

意外にスポーツマンがうつ伏せで眠ってるときの

後ろ姿もいいもの。

とてもセクシーなんですよね。

男の背中って、渋いオトナでなくても、

若造の男でも、いい感じなんですよ。

確かに、表側に比べ、

地味で、緩やかな凹凸しかなく、

面白みはないかもしれない。

でも、肩甲骨の盛り上がりや、中央の背筋のくぼみ、

そして、今日の彼だったら、

お尻の割れ目の上には、Yのくぼみがあった。

いい男の背中を見ていると、

テレビドラマ「VIVANT」にもあった

風紋のある雄大な砂漠のような美しさがあり、

しかも

あたたかみやおおらかさを感じさせてくれるのだ。

でも、この日は、ゲイビデオの撮影。

やっぱり、最後は、彼を仰向けにして、

●●●を刺激。

このときの彼は、

手で顔を覆って隠すしかなかったので、

ワキも胸も手で防御することができず、がら空き。

なので、彼は快感でもがくと、

全身の筋肉の力が入る様子がまるわかり。

そして、もがくと手が動いてしまい、

顔まで見えそうになるので、

彼は、あわてて、

顔の前で両手をクロスして、必死に隠し、

応戦。

もがけばもがくほど、かわいく見えてしまうのでした。

ちょっと、いじめてるみたいでした。

 

こんな日もありました。

この日は、彼は、人質に取られた男のように、

目を黒のビニールテープでぐるぐる巻きにされて、

目隠しされていた。

これまで、彼は男に刺激を受け続けてきたが、

目を常に伏せているので、

彼を襲っている相手のハダカや表情、

さらに、その部屋の様子も、

彼にあてがわれる道具も見えていない。

彼にしてみれば、

ほとんどが、真っ暗闇の出来事で、

見知らぬ男に乱暴されてるみたいな感じだと言える。

でも、逆に、見えていないので、

見ていたら感じる恐怖や違和感も少なかったかもしれない。

実は、彼の相手をしてきいた男は、

年齢的には、彼より、かなり年上。

しかも、その男の●●●は、

ぶっとい凶器のようなモノだった。

そして、この日は、

それが、彼を刺激することになった。

男どうしのHでしかできない行為で、

カブトあわせをすることになっていた。

そのカブトあわせとは、

文字通り、男のカブトをこすり合わせたり、

2人のモノを同時に一緒に手で握って

刺激し合ったりするものなのだ。

女性からすれば、それのどこが楽しいのと思うでしょう。

女性としかHしたことない男も、

そんな気持ち悪いこと、何がいいのと思うでしょ。

でも、これが、意外に快感を呼ぶのである。

デリケートな部分どうしが触れ合うことで、

不思議な感覚を呼び起こすのである。

しかも、彼は目が見えていない。

今日の合わせる相手のカブトは、

威圧的なぐらい、ぶっといモノ。

年上男のモノだ。

もしかしたら、見ていたら、

イヤだと思ったかもしれないが、

そんなことを思いもしないまま、

彼は、すんなりカブトあわせ。

すると、2人は、ほぼ一緒に、

歓喜の瞬間を味わうのでした。

そんなに、良かったようですよ。

 

彼は、男との体験を

いくつも積み重ねていった。

そして、さらなるチャレンジをすることになった。

それは、次回に紹介。

では。