「今、すごく緊張していて、

お尻というのも初めてなので、

不安な気持ちがあるんですけど、

でも、ガンバリマス!」

と、マジメな雰囲気で、

話し始めた彼。

これは、彼が、

ゲイ動画に出演した際に、

最初にコメントした言葉。

このコメントのあと、

緊張してると言いながら、

精一杯の愛想笑いを見せてくれた。

テレビで、

オネエのタレントを見たり、

街で、ちょっと中性的な人を見たことがあっても、

ゲイと呼ばれる人たちに、がっつり向き合って、

実際に親密な関係を持つというのは、

未知の世界!

不安になるのは、ムリはない。

彼は20歳の男性だった。

成人式を

楽しく終えたばかりの社会人だった。

 

スタッフから、

「どこまでやるかは、

まだ、ちゃんと決めてないけど、

やれるところまでは、やれそう?」って、

意味深な言葉をかけられた。

彼は、このとき、

「はい。やります!」と即答し、

落ち着いたフリをしていたけど、

何が起こるのか、

内心ちょっとビビっていたのかもしれない。

彼には、

今、つきあってる彼女もいるらしい。

見た目は、マジメそうな好青年タイプの彼。

笑顔は、爽やか。

だけど、

スタッフが「マジメそう!」と

彼を指摘したせいか、

反発するように、

スタッフの質問に、

やや過激な答えをし始めた。

「やった女の数は?」と聞くと、

「40人ぐらい!」と言い、

「ナンパするの?」と聞くと、

「ナンパもありますけど、

幼なじみとかと萌えちゃうことが多くて。」と、

やや似つかわしくない答え。

中学生のときに、8人と経験し、

高校の頃に20人とやっちゃったとも発言した。

そして、今は仕事しながら、

ワンナイトラブも「あります!」と答えた。

 

やや悪ぶろうとしてない?

そう思いながら、

彼の話を聞いた。

すると、発言は、

さらに過激になった。

「電車の中で、酔っぱらった女のコが、

おしっこしちゃって、

そのまま、家に連れ帰って、やっちゃいました。」と、

まず爆弾発言。

彼の言うには、

知らない女のコだけど、

介抱しながら、家に連れ帰ったと言うのだ。

でも、ちょっと疑わしい!

さらに、爆弾発言は続いた。

「それから、学●のセ●セイともありました。

中学時代の学●のセ●セイが、●貞卒業の相手です。」と、

やや不敵な笑顔で話した。

作り話か、

話を盛っているのか、

好青年っぽい顔で、

爆弾発言を連発した。

逆に、スタッフの方が、

「問題発言なので、

詳しく聞かないことにするね。」と

話を遮断した。

 

ここまで話した彼なので、

「ゲイとの体験はないの?」

とも聞いてみた。

彼は「あります!」と明言。

幼なじみの友人の家で、

そのおにいちゃんと

関係があったと付け加えた。

友達のいないときに、

相手の家に呼ばれて、

触られ、フェ●までしてもらったと言う。

これも、爆弾発言。

でも、ホントなの?

やや、半信半疑の証言だった。

彼が、さらに言うには、

彼は、元々、女性が大好きだが、

フェ●ぐらいなら、男でも平気だと断言した。

いったい、彼は、どういう人なのだろうか?

 

彼が、ここに来たのは、

友達の紹介。

ある程度、

やる内容も聞いてきたと言う。

だが、

彼は、自分をヘン●イだと言い、

スタッフからも、

「面白いコだねぇ!」とからかわれた。

そして、彼は、

ついに服を脱いだ。

ゲイとの本格的なHとなると、

「お尻も触られるけど!」と、

スタッフから言われたが、

「お尻は触られたこともない。」と言い出した。

そんな彼に、

スタッフはアイマスクを用意!

彼に装着した。

これで、ちょっと刺激強めの体験を

させようと企てていたようだった。

 

彼は、アイマスクで、

前が全く見えなくなってしまった。

そして、そのままの状態で、

彼のカラダに、スタッフの手が触れた。

彼は、ビクッとカラダを震わせた。

彼は目隠しのせいで、

真っ暗闇の中での刺激だった。

それは、刺激的で、

カラダにも反応が起きて、

彼のカラダは元気になりだした。

彼の胸や股間にも、

次々と刺激が加わった!

 

そして、スタッフは、

バイブレーターも動かし始めた。

バイブの振動する音が、

スタジオ内に、大きく鳴り響く。

彼は、その雰囲気で、

やや固まってしまった。

彼は、言われるがまま、

足を大きく広げた。

パンツもずり下げられた。

「お尻が、丸見えだよ!」と声をかけると、

彼は、突然、

「コワい!」と言い出すのだった。

 

目隠しで、目の前は真っ暗!

彼は、今まで触られたこともなかったお尻や、

カラダをいじられた。

そして、バイブの大きな音!

もし、仮に、

先●の体験も、

友人のおにいさんとの体験も、

ホントだったとしても、

それは、自分の目で見ながらの体験。

しかも、相手は、

彼を可愛がってくれたはず。

刺激的な快感を味わったのだろう。

でも、この日のここまでの体験は、

周りは見ず知らずの大人たち。

そこで、味わったことのないほどの刺激と、

恥ずかしいポーズの連続!

彼が、怖くなっていくのは当然だ。

友達からの紹介で、

ここに来たなら

事情は、ある程度聞いていたにしても、

聞いた話と、実体験は、

全然、違う感覚だったのだろう。

自分に、ナニをされるのか、

どうなってしまうのか。

彼には、想像がつかなくて、

コワくて怖くて仕方なかったと思う。

 

刺激で、少し大きくなりかけていた彼の股間も、

いつの間にか、

小さく縮み上がってしまっていた。

スタッフは、作戦を変えることにした!

バイブを止めた。

静寂になった。

その静寂のなかで、

優しく彼のカラダにタッチして、

刺激を与えた。

「くすぐったい!」

彼は、改めて、

感じ始めた。

恥ずかしいポーズは続行され、

彼の秘密の部分は、丸見えだけど、

彼は、また感じ始めていた。

 

わかっていたつもりでも、

やってみるのと想像と違うものだ。

ゲイ動画の体験とはわかっていたが、

やっぱり、男の刺激は、

未体験なことばかり。

気持ちよくなってきても、

心境を聞かれると、

彼は「めちゃくちゃ、怖いです。」と、

正直に告白した。

そこで、スタッフは、

彼の目隠しもはずした。

だが、彼のゲイ体験は続行した。

自分の姿を、

撮影した画像で確認しながら、

「恥ずかしい!」と言いながらも、

最後まで、やり抜いた。

ただ、今回は、

ゲイとのHまでは、たどり着かなかった。

 

知ってるつもりは、

知らないということ!

頭で想像するのも、

話で聞くのも、

実際の体験は、

全然、違う。

彼は、終わると、

なぜか、身震いしていた。

彼は

想いもよらない快感も体感したようだ。

「お尻も気持ちよかった!」と

笑顔で感想を述べた。

おそらく、

彼の中で見えていなかった世界が、

ほんの少し見えてきたのではないのだろうか。

ただ、それでも、

まだ知らないことばかり。

スタッフから、最後に、

ちょっとふざけた質問!

「お兄ちゃんのこと、思い出した?」って。

すると、彼は

「思い出しました!」ってさ。

とりあえず、

笑って撮影を終えた。

 

では。