子どもの通う高校は美術コースで、
普通科高校より美術に関する授業時間が多い。
逆に言うと、五教科に費やす時間が少ない。

そのため理科は基礎科目しかやらず、数Ⅱもやらず、
数Ⅲなんて夢のまた夢。
社会もあんまりやってない(子どもが苦手だったのもある)。
関係ないが、音楽は授業すらなかった(未だに解せない)。

偏差値的には典型的なFラン高校である。

これはのちの大学入試に影響があるのだが、
その時点ではよくわかっていなかった。


たとえば西の芸大として著名な「京都市立芸大」は、共テが4教科4科目からなので、
子どもが受験する場合、学校の授業だけでは足りず、塾に行く必要がある。

こちらの構想設計学科は、
カリキュラム内容が先端に近いのではないか、
と一時志望するかを検討していたが、入試科目の多さでやめた。
(そもそも、東京G大も市立芸大も
前期入試しかないので、併願不可なのだ)


多くの国公立美大、私立美大は3教科で受験できるので、
例外的な大学ではあるが、
もしこちらを志望されるなら、まずは普通科高校でしっかり勉強をしつつ、
美術スキルは部活や予備校で学ぶほうがいいかもしれない。