◆この前のブログ
「何で高田に行くんだろう? って自分でも分かってなかったけど、自己紹介を通して分かった。」
http://ameblo.jp/bicyclecross/entry-11861146073.html
1日目にまさやのご縁で知り合うことの出来た、語り部ガイドの釘子さんに教えていただいて、1本のドキュメンタリー映画を見てきました。
「あの街に桜が咲けば」
http://anosaku.ifdef.jp/

という、NPO法人 桜ライン311を取り上げた映画です。
映画は是非、見ていただくとして詳しいことは書きませんが、
「悔しい」
って思いが凄く伝わってくる映画なんです。
津波によって命が奪われたこと、それがもしかしたら防げたかもしれないこと。
自分じゃなくて、あの人が助かっていれば…
そんな色々な「悔しい」感情が、桜ライン311の原動力となっているんだな。って感じさせられる一本です。
で、この桜ライン311はどんな活動をしている団体か。僕個人としては
「伝える」
ってことに重きをおいているのかなって解釈しました。
1.悔しさをつたえる。
→津波によってもたらされた被害。それで救えなかった人たちが居ることの悔しさ。前述の通り。
2.津波の到達点を伝える。
→桜ライン311は、津波の到達点に桜を植える活動をしているんです。
3.自然と会話が生まれる。(「伝える」から「伝わる」へ)
→なぜ桜にするかっていう部分。
適度に手がかかる=忘れないという理由のほかに、
「なぜ高田には桜が多いの???」
という津波を知らない世代や、外部からの人々の間に疑問が生まれる。そこから
「この桜で津波が到達したラインを表してる」
という解を与えることによって、語り継がれる。
っていうことなんですね。
この「仕組みすげぇな」って思った。
「伝える」って凄く難しく、また興味深い。
今、僕凄く伝えることにハングリーで。
本当に人に何かを伝えたい時って、ストーリーってめちゃくちゃ大切なんですね。
以前村上龍さんが、カンブリア宮殿で
「ものすごく美味しい◯◯」ってただ言うと美味しさは伝わりにくい。
ある女性は失恋をした。女性は失恋を忘れるために友人と旅行をしたのだが、彼のことが忘れられない。
しかし、一件のレストランで料理を食べたときに、ものすごく美味しかったので「彼のことを忘れることが出来たわ」とつぶやく。
って言う風にストーリーにすると、その料理がどのくらい美味しかったかっていうのが伝わる。
みたいな話をしてて凄く印象に残ってるんですね。
今回、語り部ガイドの釘子さんに、津波がどの程度の速さで沖に到達するかという話をしていただいたのも、とても印象に残ったのだけれども、そこにもストーリーがあった。
ただ津波は怖い。だから海の近くには連れていかないいけない
ということじゃなくて、
一本松の近くにはガイドでは連れていかない
津波は早ければ地震から10分ほどで到達する。一本松は海のすぐ近く。もしも一本松の根本をガイドしているときに地震が来たら安全に逃げられる保証がない。責任がとれない。
って言われたので、めちゃくちゃ凄く印象に残った。
最近、本当に表現は自分の課題、取り組みたいこと。
趣味のゴスペルでの表現方法。
絵日記を書くこと。
手紙を書くこと。
もっと表現方法を磨きたいと思います。
自分の「他人の世界観、他人の宇宙に影響を及ぼすことはできない」って思ってるんですが、
だからこそ、「少しでも動かしてみたい。」そんなふうに思う今日この頃です。