昨日に引き続き、突然ですが、
私たちは、多かれ少なかれストレスを受けながら
生活しているに違いありません。
殆どの人が「ストレスは体に悪い」そう思っていると思います。
私もその一人です。
ところが、最近の研究で、「ストレスは体に良い」ということが分かってきた
というからびっくりです!「はぁ~」って思う人もいらっしゃるかもしれません。
それには条件があり、考え方によって、
毒(ストレスは体に悪い)にもなれば、薬(ストレスは体に良い)にもなるそうです。
更に、ストレスを薬として使っている人は、ストレス免疫というものが脳内に
できてきて、ストレスに対して強くもなれるそうです。
かなり衝撃的な内容でした。
では、ストレスが、毒から薬に変わるメカニズムはどのようなものなのでしょうか。
まず、悪いストレスは、「逃走反応」という考え方が良くないそうです。
仕事が嫌、あれはやりたくないなぁ~など、
しないといけない事から逃げようとする考え方が悪いストレスホルモンを出す?
一方、「仕事はやるべき大切な事なんだ」とか、
「達成した自分をほめてあげよう」など、受けたストレスを「チャレンジ反応」として
受け止めると、ストレスホルモンのバランスが良い状態になるそうです。
バランスが良いと、心臓、血管、脳などの老化が穏やかになり、加えて、
不安症、うつ病、不眠症、腰痛なども減少、メタボリック症候群にもなりにくくなるそうです。
では、そのチャレンジ反応はどのようにすればよいのか。
例えば、クリアできないゲームを、「次こそは絶対クリアしてやる!」と
熱くなっているときなどが「チャレンジ反応」
でも、仕事となると、「なんでやらないといけないんだろう」と考えてしまう。
そこで、「ストレスは体に悪い」~「ストレスは大切だ」という考え方に変える。
その方法は、
ストレスの役目(マインドセット効果)を知る。
ストレス反応は、自分を苦しめるものではなく、自分を守るものとしてとらえる。
不安やくやしさはやる気の源。緊張も集中力の源で、オリンピック選手など、
多くのアスリートは、緊張が嫌いじゃないんですって。だから強くなる?!
次に、ストレスのプラス面を見つける。
いやな仕事をしているから三度の食事ができる。
チャレンジした後の方が、必ず自分は強くなっている等々。
それによって生まれたチャレンジ反応によって行動するパターンを作り出すと、
ストレス免疫が出来てきて強くなれる。
皆さんが、力を振り絞ってチャレンジしていることは、無駄じゃないんです!!
っていう話です。
補足ですが、ストレスは体に悪いという思い込みのせいで、
アメリカでは、年間2万人もの人が命を落としているそうです。
悪い考え方は敵ですね。
さて、今日もローラーでした。
チャレンジ反応は働いたか?