作詞家の岡本おさみさんが、11月30日に亡くなったことをニュースで知りました。
岡本おさみといえば、何といっても吉田拓郎との共作の数々が脳裏に浮かびます。
今夜は「スター・ウォーズ」でも、スポーツクラブでのトレーニングでもなく、まっすぐ家に帰って、日本酒をチビチビやりながら、久しぶりに岡本おさみが作詞した拓郎の楽曲に浸ってます。
アルバム『元気です』に収録された「こっちを向いてくれ」「まにあうかもしれない」「リンゴ」「また会おう」「旅の宿」「祭りのあと」
『伽草子』に収録された「からっ風のブルース」「蒼い夏」「暑中見舞い」「ビートルズが教えてくれた」「制服」「話してはいけない」「夕立ち」
『LIVE'73』に収録された「君去りし後」「君が好き」「都万の秋」「落陽」「野の仏」「晩餐」「ひらひら」「望みを捨てろ」
『今はまだ人生を語らず』に収録された「世捨人唄」「おはよう」「襟裳岬」
シングル発売された「こんなに抱きしめても」「おきざりにした悲しみは」「子供に」「竜飛崎」
『アジアの片隅で』に収録された「まるで孤児のように」「いつも見ていたヒロシマ」「古いメロディ」「アジアの片隅で」「いくつもの朝がまた」
この他にもまだ岡本おさみが作詞した楽曲はあるのですが、ここまで聴いてかなり酔いが回ってきました。
ヒット曲の「旅の宿」「襟裳岬」「落陽」「ビートルズが教えてくれた」はもちろんのこと、私の心に突き刺さってくるのは「アジアの片隅で」「望みを捨てろ」「制服」の3曲です。いずれの曲も強いメッセージ性を持った歌詞で、拓郎の叫びに近いボーカルと相俟って、惹きこまれずにはいられません。
そして「祭りのあと」は、酔うほどに一緒に歌わずにはいられない名曲。
何より一番好きなのは「おきざりにした悲しみは」
リードギターの高中正義が編曲した、ヘビーでマイナーな曲調ですが、聴くほどに私の心に深く沁み渡り、それは何故なのかを考えたとき、岡本おさみの歌詞に共感した部分が多いことに気づきました。
「生きてゆくのは ああ みっともないさ」で始まり、「そうさ おいらも 罪人のひとりさ」「ああ 又 あの悲しみを おきざりにしたまま」と、序盤では厭世的な心境が語られ、このままペシミスティックな歌詞が続くのかと思いきや、二番になると「政(まつりごと)など もう 問わないさ」「そうさ あいつとうまくやらなければ」と、これまでの生き方を変える決意のようなものが語られ、三番では「おまえだけは もう 裏切らないさ 激しさが色褪せても やさしさだけ 抱きしめて」と、後年の「全部だきしめて」を予感させるような歌詞が登場。
悲しみを湛えながらも、新たな一歩を踏み出そうとする歌詞は、拓郎の重厚な歌声とやるせなさの中に力強さを感じさせるバックバンドのアレンジに乗り、四番の「おきざりにした あの悲しみは 葬るところ どこにもにもないさ」に続きます。
そして最後のリフレイン「ああ おきざりにした あの生きざまは 夜の寝床に 抱いてゆくさ」で、クライマックスを迎え、印象的なギターのフレーズが刻まれながらフェードアウトしていきます。
バツイチの自分にとって「おきざりにした悲しみは」を、この歳になって改めて聴くと、一層しんみりします。
吉田拓郎という稀有なアーティストの黄金期に、後世に残る歌詞を提供し続けた岡本おさみさんのご冥福を祈り、今宵は拓郎の音楽を聴き、一緒に歌いながら過ごすとします。
岡本おさみといえば、何といっても吉田拓郎との共作の数々が脳裏に浮かびます。
今夜は「スター・ウォーズ」でも、スポーツクラブでのトレーニングでもなく、まっすぐ家に帰って、日本酒をチビチビやりながら、久しぶりに岡本おさみが作詞した拓郎の楽曲に浸ってます。
アルバム『元気です』に収録された「こっちを向いてくれ」「まにあうかもしれない」「リンゴ」「また会おう」「旅の宿」「祭りのあと」
『伽草子』に収録された「からっ風のブルース」「蒼い夏」「暑中見舞い」「ビートルズが教えてくれた」「制服」「話してはいけない」「夕立ち」
『LIVE'73』に収録された「君去りし後」「君が好き」「都万の秋」「落陽」「野の仏」「晩餐」「ひらひら」「望みを捨てろ」
『今はまだ人生を語らず』に収録された「世捨人唄」「おはよう」「襟裳岬」
シングル発売された「こんなに抱きしめても」「おきざりにした悲しみは」「子供に」「竜飛崎」
『アジアの片隅で』に収録された「まるで孤児のように」「いつも見ていたヒロシマ」「古いメロディ」「アジアの片隅で」「いくつもの朝がまた」
この他にもまだ岡本おさみが作詞した楽曲はあるのですが、ここまで聴いてかなり酔いが回ってきました。
ヒット曲の「旅の宿」「襟裳岬」「落陽」「ビートルズが教えてくれた」はもちろんのこと、私の心に突き刺さってくるのは「アジアの片隅で」「望みを捨てろ」「制服」の3曲です。いずれの曲も強いメッセージ性を持った歌詞で、拓郎の叫びに近いボーカルと相俟って、惹きこまれずにはいられません。
そして「祭りのあと」は、酔うほどに一緒に歌わずにはいられない名曲。
何より一番好きなのは「おきざりにした悲しみは」
リードギターの高中正義が編曲した、ヘビーでマイナーな曲調ですが、聴くほどに私の心に深く沁み渡り、それは何故なのかを考えたとき、岡本おさみの歌詞に共感した部分が多いことに気づきました。
「生きてゆくのは ああ みっともないさ」で始まり、「そうさ おいらも 罪人のひとりさ」「ああ 又 あの悲しみを おきざりにしたまま」と、序盤では厭世的な心境が語られ、このままペシミスティックな歌詞が続くのかと思いきや、二番になると「政(まつりごと)など もう 問わないさ」「そうさ あいつとうまくやらなければ」と、これまでの生き方を変える決意のようなものが語られ、三番では「おまえだけは もう 裏切らないさ 激しさが色褪せても やさしさだけ 抱きしめて」と、後年の「全部だきしめて」を予感させるような歌詞が登場。
悲しみを湛えながらも、新たな一歩を踏み出そうとする歌詞は、拓郎の重厚な歌声とやるせなさの中に力強さを感じさせるバックバンドのアレンジに乗り、四番の「おきざりにした あの悲しみは 葬るところ どこにもにもないさ」に続きます。
そして最後のリフレイン「ああ おきざりにした あの生きざまは 夜の寝床に 抱いてゆくさ」で、クライマックスを迎え、印象的なギターのフレーズが刻まれながらフェードアウトしていきます。
バツイチの自分にとって「おきざりにした悲しみは」を、この歳になって改めて聴くと、一層しんみりします。
吉田拓郎という稀有なアーティストの黄金期に、後世に残る歌詞を提供し続けた岡本おさみさんのご冥福を祈り、今宵は拓郎の音楽を聴き、一緒に歌いながら過ごすとします。