シヌミニョ 短編 こたつ
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寒い夜に外での仕事は身体をかなり冷やしたなとおもいながら、シヌは車を走らせて合宿所に帰ってきた。
「お帰りなさい♪」
「ただいま。まだ、寝てなかったの?」
「はい!起きて待ってました」
「ありがとう」
恋人になったばかりのミニョをシヌが頭を撫でてあげると嬉しそうに微笑んだ。
シヌはこれだけで気持ちが温かくなった。
「あの…ご飯は?」
「まだだよ?」
「あの、鍋を作ったんです。あっ…正確にはヒョンニムなんですが。皆で食べようと待ってます!!」
ミニョはシヌをリビングに連れていくと不機嫌そうなテギョンとお腹が空きすぎて拗ねているミナムと待ちどおせなかったジェルミがお菓子を食べている姿があった。
「遅いぞ!」
「お腹空いたんだけど」
「太ったらシヌヒョンのせいだからな」
シヌの顔を見るなり文句が飛んでくる。
文句を見事にスルーして、今朝と違うテーブルに違和感を感じた。
「こたつ?」
「はい♪社長がくださいました」
「暖かいですよ♪座ってください。ご飯、用意しますね」
炬燵にメンバーが潜り込んでいる。
空いている場所にシヌは入り込む。
「ミニョ!待て鍋が重いからジェルミに持ってこさせろ」
「え~っ、ヒョン!?やだよ~ミナム行けよ」
「なんでだよ。ここはやはり、シヌヒョンで」
「今、座ったばかりだ。テギョン、自分が作った鍋が大変なことになる前に行った方がいいんじゃないか?」
温かい炬燵から誰も出たくなくって擦り合いを始めた。
「シヌヒョン…お願いします」
「分かったよ」
ミニョの一言でシヌが炬燵から出る。
鍋を仲良く運んだりとイチャイチャを見せる。
「見てるだけでお腹いっぱいだね」
「ジェルミはお菓子を食べすぎだよ」
「おまえら残したら許さないからな!だいたい、なんで俺が作らないといけないんだ」
「ミニョが危なげだったからだろ」
「火傷でもさせてみろ!シヌが怖いだろ」
「ミニョの為に何するか解らないからね」
「うん、うん」
準備が済み、シヌが皆に取り分けてテギョンが作った鍋を仲良く食べ始めた。
食べた後、仕事で遅くなったのに片づけをシヌに押しつけてミニョ以外は自室に戻って行った。
「シヌひょん、手伝います」
「いいよ。座ってて、洗い物すんだらお茶を入れてあげるよ。みかんをこたつで食べないか?」
「みかん♪」
「日本のほうじ茶と言うのを手に入れたんだ」
「はい」
キラキラした瞳をするミニョが可愛くってシヌは顔が自然と緩んだ。
片づけを済ませて、ほうじ茶とミカンを用意して炬燵に入り込む。
わざわざ隣に座り、仲良く並んでミカンをふたりは頬ばった。
「美味しいですね♪」
「夜中だけど、煎餅もあるよ」
「太ります!」
「運動したら良いんじゃないか?」
「運動ですか?」
「そう…」
シヌはキョトンとしてるミニョの額に口づけする。
「シヌひょん!」
真っ赤になるミニョが可愛くって目を見たまま唇を重ねた。
「ミニョ♪好きだよ」
さらに真っ赤になってミニョはシヌを見る。
炬燵の中でシヌはミニョに足を絡ましていた。
「運動したら良いんじゃないかとおもうんだ」
「ここじゃ…」
「部屋に行こうか?」
「は、はい!!」
「緊張しないで」
シヌとミニョは炬燵から手を繋いだまま部屋に消えていった。
数分後、キョロキョロとジェルミとミナムが炬燵の前にやってくる。
「イチャイチャしてなくってよかったな!」
「ほんと、ほんと」
ふたりは炬燵の暖かさが忘れられなく寄ってきたのだった。
「あっ!ヒョンも?」
「うるさいぞ!早く寝ろ!こたつで寝ると風邪引くからな」
「もしかして、心配してるの?」
テギョンはシヌとミニョが炬燵で寝入ってないかと様子を見に来たようだった。
「まっ、みかんを食べよ~」
5人の長い夜はまだまだつづくのであった。
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久々にシヌミニョの短編です。
愛の炬燵♪
皆様、お風邪引いてませんか?
寒い日がまだまだ続きます。
頑張りましょう♪
では、今日も1日~ファィティン♪
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