シヌミニョ 甘いkissに変わるまで 第55話
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幸せな時間を過ごして、いつの間にか寝ていた。
そして誰かに抱きしめられているとおもいながら、ミニョは瞳を開けた。
シヌの優しい瞳がそこにあった。
「おはよう」
「おはようございます。きゃあ~」
ミニョは昨日のことを思い出し抱きしめられているのにシーツで顔を隠して身体も隠そうとした。
「ミニョ?」
「シヌひょん…恥ずかしいです」
「昨日、さんざん見たよ?」
可愛い反応にシヌは抱きしめている手に力をいれた。
「シヌひょん?」
「俺の恋人です!って、言っていいよね?」
「はい♪」
「まだ、早いからもう少し寝る?」
「あっ!いま、今何時ですか」
「えっ?朝の…6時だよ?」
「きゃあ~テギョンオッパに怒られます」
「………。」
「朝帰りなんて!!携帯は」
シヌから離れてシーツで身体を隠してミニョは鞄の中から携帯電話をとりだす。
テギョンとミナムから何回か連絡が入っていた。
バタバタしているミニョを見てシヌはさっきまで自分の腕の中に居たのにと寂しい顔をした。
パタッと止まり、ミニョはシヌを見た。
「シヌひょん…違いますよ!テギョンオッパは私にとってもうひとりの兄です。無断外泊をしたんですから、心配してるとおもうから」
「俺は何も…」
「悲しい顔をしています。私の悲しい顔を見たくないのと一緒で私もシヌひょんの悲しい顔をみたくないんです」
携帯電話を握りしめながらシヌの元へ戻ってくるミニョだった。
「まずはミナムオッパから連絡を…シヌひょんも無断外泊を一緒に謝ってくださいね。ミナムオッパは滅多に私には怒らないんです。でも、テギョンオッパは怖いんてすよ!」
大きな瞳が訴える。
シヌはミニョの頭を撫でた。
「わかったよ。一緒に怒られような」
「ほんとに怖いんですよ。この!事故多発地帯が~って。なんで、笑うんですか」
「ごめん、なんだかミニョのテギョンのモノマネがそっくりで」
「もう!」
「ごめん、ごめん。これで、許してよ」
ミニョの顎を持ち上げ唇を重ねた。
真っ赤になるミニョが可愛くって抱きしめる。
「シヌひょん?」
「テギョンに焼きもち妬いた。でも、ミニョは俺のだから。ミニョ、コンクールで俺の曲を弾いてテギョンに認めさせよ」
「はい」
その後、シヌと共に帰宅したミニョはさんざんテギョンに嫌みを言われしょぼんとなったが、最後に…。
「よかったな」
と、言われて泣き虫なミニョはシヌの腕の中で泣いた。
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