身体中の関節が硬直していた。
可動域もかなり狭く。
丸太ん棒のようだった。
指も曲がらず。
動かない。
先生は硬直していた関節を。
曲がるようにホグス治療。
リハビリをしてくれた。
曲がらぬ指に。
微妙な付加をかけながら。
ひとつの方法として。
指を曲げた状態で。
包帯でグルグル巻いた。
僕の手は。
まるでボクシングの。
グローブのように。
その時思わず僕は。
パンチの素振りをしてしまった。
笑かすつもりはなかった。
でもそれを見た先生は。
笑っていた。
その日から。
包帯で巻くリハビリの際は。
必ずパンチ。
シャドーボクシングまがい。
その光景を見て。
誰がつけたか。
いつの間にか。
僕の名は。
ジョー。
ジョーと呼ばれるようになった。
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