ビションフリーゼのかかりやすい皮膚病 湿潤性湿疹について
ビションフリーゼにとって
もっとも 苦手な季節がやってきました。
ビションフリーゼは 地中海気候の
カナリア諸島 テネリフェ出身の犬です
カラッとして 湿度のない場所生まれなので、
換毛期が ありません。
（反対に 日本の土着犬的な
柴犬や 秋田犬などの 日本犬は、
日本の気候にあわせ
自然と ５月くらいから、毛が抜ける換毛期が あります）
去年のこの時期のブログにも
書いたのですが
この犬種は 気温が 高いことよりも
湿度が 高いことが苦手です。
我が家で 一番のモフモフ 爆発ライチくんも
数日前の 蒸し暑い日に、湿度にやられ、
３才にして、生まれて初めて
急性 湿潤性湿疹（別名 ホット スポット）を
作ってしまいました。
（携帯での 撮影でぼけていて ごめんなさい。
大きな ハゲが 出来てしまいました）
ライチが、 湿疹を 作った場所は
珍しく 右前脚上と 右後ろ足 ふともも部分です。
この 皮膚炎は ある日突然
なんの前触れもなく、
たった 半日で 赤い湿疹と
かゆみ、 そのせいで 掻き破りグジュグジュになって
ひどい時は 患部が 化膿してしまいます。
正しい治療法は
すぐに獣医さんに 連れていき
ステロイド系の飲み薬を 処方していた頂くことです
（１週間くらいの 内服で済むので 副作用の心配を
しなくて よいとの 獣医さんの 意見でした）
傷口には 塗り薬系は ダメだそうです。
出来れば 患部の毛を 切り、
通気を良くしてあげることも 大事です。
それと それ以上 患部をなめたり 掻き破らないように
エリザベスカラーは 必要です
（写真は カラーをつけられ ブルーで 泣きそうなライチくん
先日 私が ビションフリーゼは
毎月のトリミングが 必要と書きましたが、
もつれや毛玉が、首や 顔 頭などにできますと
皮膚の通気性が 悪くなり
この ホットスポットの 発生率が 大変高くなるからです。
通常、この皮膚炎は 、首の下 、頬 、あごの下
耳の下、など
ビションフリーゼが 一番もつれをつくりやすい場所に
発生しやすいです。
発生理由は、 のみとか 色々言われますが
私の経験上 なんの前触れも 理由もなく
いきなり カイカイしだして
真っ赤な 傷口発見 というのが 多いです。
（発見が遅れますと 傷口は 化膿していると思います）
ただ これから 気温や 湿度の高い時期に
発生しやすいな～というのが 長年
この犬種を 飼っていての 実感です。
ビションフリーゼを、今年初めて飼われた方が
ブログを読んでいて 多い感じがしましたので
みなさん、気を付けてくださいね。
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