食糧を備蓄していても津波で流されたり

火災で失う事もあり得ます。

 

では、

もし食べ物がずっと無かったら

どうなるのでしょうか?

 

非常食をどう食べ進めたらよいか?食糧調達の方法は?

 

これを考える前にまずは

巨大地震などの災害で食糧支援が手に入らなくなった場合、

身体にどのような影響が出るかを時系列で考えてみます。

 

水分は摂れる想定で考えてみます。

 

初日から数日間

  • エネルギー不足: 食事が取れないと、体はまず肝臓に蓄えられたグリコーゲンをエネルギー源として使います。これが数時間から1日程度で消耗します。
  • 辛い空腹感:空腹がとても辛く耐えられません。 

3日目から1週間

  • 脂肪の分解: グリコーゲンが枯渇すると、体は脂肪を分解してエネルギーを得ようとします。この過程でケトン体が生成され、これがエネルギー源となります。
  • 筋肉の分解: 脂肪が減少すると、次に筋肉が分解され始めます。これにより筋力が低下し、体力が著しく減少します。立っているのもしんどくなります。
  • 低血糖症状

    血糖値が下がることで体がエネルギー不足になるために起こります。
    以下のような症状が現れることがあります。
    発汗    :急に汗をかくことがあります。
    手指の震え :手や指が震えることがあります。
    動悸    :心臓が速く鼓動する感じがします。
    不安感   :急に不安な気持ちになることがあります。
    頭痛    :頭が痛くなることがあります。
    目のかすみ :視界がぼやけることがあります。
    集中力の低下:集中力が落ち、ぼんやりすることがあります。
    強い空腹感 :急に強い空腹感を感じることがあります。
    ふらつき  :体がふらつくことがあります。

1週間以降

  • 免疫力の低下: 長期間の栄養不足により、免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなります。
  • 内臓機能の低下: 特に肝臓や腎臓などの内臓機能が低下し、最悪の場合、臓器不全に至ることもあります。

2週間以降

  • 深刻な栄養失調: ビタミンやミネラルの不足により、皮膚や髪の毛、爪などに異常が現れます。また、精神的にも不安定になりやすくなります。
  • 生命の危機: 最終的には生命の危機に直面することになります。
 

調べてみたらこんな感じでした。

ちょっと悲観的過ぎるかな?と思ったんですが
被災生活ではストレスも大変で身が持たないのかもしれません。
 
...っていうのは、
私自身、学生の頃1か月の絶食をしたことがあります。
はい、ダイエットでございます。
 
その時は、水分は普通に摂っていました。
固形物を食べないルールでした。
 
1週間程度で食べ物の臭いを嗅いでも
全然お腹がすいたり食べたい欲望が出たりはしなくなりました。
トイレも小だけになりました。
 
空手の練習に行ったら、
「顔、ものすごく青いけど体調大丈夫?」
と言われる始末。
 
そして1か月でガリガリに痩せこけて
立ち眩みから1分程意識を失って
気が付いたら座り込んでいました。
 
そして、5年ほど体調不良と立ち眩みに悩みました。
 
 
その経験から私個人の理解は
・1か月食べなくても死なない
・カロリー分は脂肪を使うとして
 ビタミンとミネラル、タンパク質は摂らないと持たない
と思うようになりました。
 
なので、最終防衛ラインとして
プロテインとマルチビタミンを備蓄する事にしました。
これを食事代わりにちびちびとでも摂っていれば
栄養素やタンパク質の欠乏を防いで
復帰を早める事が出来るかもしれません。
 
絶対に参考にはしないでください。
私個人の理解ですし医学的にも正しくない。
あの時から歳も取ったし、同じ様に生き残れるかは判りません。
 
ですが、もし私の分の食料を
妻と子に回せるとしたら
妻と子の寿命を延ばす事が出来る・・・
 
よし、今はバリバリ太ろう!
 

 


 

超巨大地震では救助も支援も来ません。

給水車も救急車も来ません。

 

「3日~1週間」の防災対策を越えた

数か月~年単位の被災生活を考えます。

 

通常、「3日~1週間」で救助と支援が届き

被災生活→復興生活になりますが、

広範囲が被災地となる超巨大地震では

ずっと被災生活が続きます。

 

救助も支援も届かないのです。

 

そんな中、

支援も無い状態で備蓄も尽きて

どう生き延びるか?

 

一緒に考えませんか?