2023年1月末、突然の下血で怖くなり翌日病院へ。

念の為、大腸内視鏡検査をしましょうという事で後日検査。

そこで癌が発覚し、紹介状を書いてもらって翌日、今治療している病院へ。

消化器内科の診察で、カルテには「直腸がん」の文字。

先生に

「癌であることに間違いはないんですか?」

と聞くも

「十中八九、癌で間違いないです」

その日、後日でいろんな検査をして、外科で診察を受けたのが、ちょうど1年前の2月17日。


この日は旦那も休めなくて1人で診察を受けに行って、2人とも安易に考えてた。

転移もなさそうだし、ステージ2くらいかなって。

カルテには「S状結腸癌」の文字が。

直腸がんではないんだと思いながら、腸が塞がりそうになっていたので、手術の説明とか受けて

「ステージいくつになるんですか?」

と聞いたところ


「ステージ4です。完治はありません。延命治療となります」


信じられない気持ちと、信じたくない気持ち、いろんな感情が入り混じって、その時私はどんな表情をしていたんだろう。

自分的にはヘラヘラしてたつもりだけど、廊下で看護師さんに

「びっくりしたよね」

と慰められ。


後日、旦那に手術の説明がされた時も、

「腹膜播種があるのでステージ4Cになります」

4Cってなんだよ、それ以上悪いのないじゃん!


でも当時は涙を流すことはなかった。

今は時々いろんなことを思っては涙することもあるけど。


手術も終わり、原発のガンとリンパの部分は全部取り除いたんだけど、腹膜播種が残ってる。

抗がん剤治療の説明を聞きに行った時、娘が付き添ったんだけど、先生に

「余命はどれくらいですか?」

って聞きやがった!笑

でも先生は

「何か聞いてますか?」

「聞いてません」

「そうですよね、言わないですよね。抗がん剤しないで1年としたら、抗がん剤治療すると3年です」

という言い方をされました。

娘が更に

「抗がん剤治療をすれば、癌は無くなるんですか?」

と聞くと

「なくなりません。奇跡的に無くなる方もいますけど」


そんなこんなで1年は生きられました。

今年からセカンドラインになり、担当医からはサードラインの治療法までしか提示されていません。

あとは治験とか。

治験も東京でしかやらなかったりするから

と言われてます。

遺伝パネル検査とかね


大腸がん、腹膜播種での生存率を見ると、絶望しか感じられないけど。

弟に「その何%に入ればいい」と最初に言われたけど、それは治療が順調だったら希望ももてるけど、減量、スキップ続きの私にとっては、そんな希望も持てない。

今、私のお腹の中には、がんの疑いのあるものも含めて、3カ所に腹膜播種がある。

全部取り除ければいいのにな


今の私にとって、余命を聞く勇気はないけど、余命半年くらいになったら教えてほしいな

いろいろ動ける時にやっておかなきゃいけないこともあるしね


と、ネガティブな内容になりましたが、今日は娘と映画を観に行ってきます!😊