kindleセール中に
吸い寄せられるように『文学少女』買いました。
【タイトル】
“文学少女”と死にたがりの道化【ピエロ】
【著者】野村美月 先生
【イラスト】竹岡美穂 先生
【出版】ファミ通文庫
懐かしいです。
このライトノベルがすごい2009では、1位でしたね。
遠子先輩も女性キャラクター部門の1位でした。
イラストレーター部門でも竹岡美穂先生が1位でした。
恥ずかしいことにリアルタイムでは、
文学少女のコミカライズの方を先に読んでいました。
コミカライズ担当の高坂りとさんのマンガが好きだったので。
好きなマンガ家さんが描いているから……というのが始まり。
人気があることは知っていたけれど、
他のラノベを読んでいたので手が出せなかった作品
流行から後れながら1巻を買って読んで、
繊細な文章と吸い込まれそうな世界観に魅了されました。
金銭面の事情で、自分のペースで読んでいました。
忙しくなったり、他の趣味の方に手を出したりで、
ラノベを読むということから、一時的に離れた頃があって、
最終巻までは買わなかったのです。
既刊分も震災の時に手放したのでそれっきり……
今回のセール中に本編だけですが、まとめ買いしました。
物語は元美少女作家の少年・井上心葉くんと、本が好きで本を食べてしまう文学少女・天野遠子先輩。2人が出会う学園ミステリーです。
思春期の少年少女の心の儚さが描かれていて、ほろ苦く、そして暖かい何かを見せてくれる物語。
1巻読み終わったところなので、続きもゆっくり噛み締めたいと思います。