Amazonプライムビデオにて『ハンナ ~殺人兵器になった少女~』S3(全6話)を見終わりました。

S1、S2については以下の通り。

 

 

 

 

最終シーズンとなる本作では、主人公ハンナ(エスメ・クリード=マイルズ)と元CIA局員だったマリッサ(ミレイユ・イーノス)がウトラックス計画を遂行しようとするCIAの極秘組織を壊滅しようと行動するお話です。

 

若い少女たちがウトラックス計画を遂行するために訓練する「メドウズ」で、少女たちを監督するジョン・カーマイケル(ダーモット・マローニー)。

そのカーマイケルの弱みを握ってマリッサは脅して味方につけ、一度は逃げ出した「メドウズ」にハンナをミアとして戻すことに成功します。

 

ハンナに与えられた任務は若き活動家のアッバス(アダム・ベッサ)を殺害すること。

彼の周辺を探り、彼の演説を聞いているうちに心が惹かれるハンナ。

 

そして計画実行の日、ハンナは組織にはアッバスを殺害したように見せかけ、マリッサが彼を逃がして匿います。

アッバスのことが気になるハンナは内緒で隠れ家にいるアッバスを尋ねますが…。

 

ハンナを追う立場から一転して、組織に追われ、ハンナを守り続けたマリッサ。

その彼女を子供の頃から支配していた父親こそがこの恐ろしい組織のトップで、彼のしようとしていたことは、後にこの世界の脅威となりうる人物を(コンピュータプログラムで抽出していた)自分たちが作り上げた少女らによって暗殺していく…というもので、ハンナもまさにそんな存在の一人だったのです(彼女は赤ちゃんの頃に組織から連れ去られて育ての父親によって生きる術を学んできました)。

 

この物語はフィクションですが、不確定要素の高い若い人たちを勝手に国の脅威と決めつけて抹殺しようなんてとんでもない話だし、ましてやその実行部隊を若い女性たちに洗脳してやらせようなんて本当に恐ろしいですね。

 

ハンナやマリッサたちにはどんな結末が待っていたのか…。

ぜひ本編をご覧ください。

 

 

 

ハンナとアッバス。

 

右から二番目がジョン・カーマイケル。

 

マリッサの父親で、この組織のTOPゴードン・エヴァンズ(レイ・リオッタ)