GYAO!にて『ケタリング・インシデント~森に消えた少女』(全8話)を見終わりました。

 

 

主人公のアナ(エリザベス・デビッキ)は、15年前に森で少女が失踪した事件で一緒にいた人物で、その当時の記憶を失っていて、事件は未解決のままでした。

故郷のタスマニアを離れてロンドンで医者をしていたアナは、ある晩恋人と食事の約束をしていたのにそこから7時間の記憶がなく、目覚めたのは翌朝で、路地に眠っているところを警官に起こされたのでした。

その日のうちにまた記憶がとんで、再び目覚めるとなぜか故郷のタスマニアにいました。

 

なぜ自分が故郷に帰ってきたのか一切の記憶がなく激しく動揺するアナ。

15年ぶりに戻った故郷で父親のロイ(アンソニー・フェラン)や古い友人たちに再会しますが、皆アナに対してよそよそしく、疎外感を感じます。

 

そんな中、クロエ(シアノア・スミス・マクフィー)という10代の女の子だけがアナに気さくに話しかけてきて、親しくなります。

アナのことを聞いて育ったクロエは自分も、昔ケタリングの森でアナが見たという不思議な光を自分も見たと告げます。

そしてクロエに誘われるまま森で開かれたパーティーに参加しますが、また記憶が途切れてしまうのです。

目覚めた時は父親のロイの家にいて、いったい自分がどうやって帰ってきたのかがわかりません。

 

いつも着ているコートのポケットに入れた常用している精神薬を飲もうとしますが、コートを無くしたらしく見つからず、クロエが何か知らないかと思って、クロエの家を訪ねて聞きますが、母親のバーバラ(サシャ・ホーラー)は昨晩からクロエは戻っていない、と冷たい目を向けられます。

クロエの行方はつかめず、住民たちは警察と共に必死に捜索するのですが…。

 

謎が謎を呼ぶ展開で、最後にどういう結末があるのかと思っていたら、まさかの謎を残したままの終了。

クロエは結局殺されていて、殺したのは15年前に失踪した少女の母親レネー(スージー・ドハティ)だったのですが、他のことは曖昧で…。

 

アナがラストで真っ暗で不気味なあの場所で見た光景の意味が自分にはよくわかりませんでした。(なぜあの15年前に失踪した少女がいて、また自分とそっくりの人間がいるのか?)

南極からジョーゲンセン(デイモン・ガモー)が持ち帰ったあのモノが何だったのか?ジョーゲンセンに協力している女性のことをファーガス(ヘンリー・ニクソン)がダッチに隠したのはどうしてか?どうして森が人の住む家や人に侵食していくのか?浸食された人たちの様子がおかしいのはそのこととどういう関係があるのか?ロイとマックス(ダミアン・ガーヴェイ)とグレイソン(ベン・オクセンボウルド)が隠ぺいしたのは汚染物質のことだけなのか?なぜデイン(ディラン・ヤング)はダッチ(マシュー・レネヴェズ)を森で撃ったのか?
なぜあの少女はいたずら電話をかけ続けたのか?ロフティは何を知っているのか?

もう、わからないことだらけで、誰かに解説してほしいと強く思ってしまいました。

 

 


 

15年前、二人の少女が森に入って…。

 

グレイソンとマックスとロイには何か後ろ暗い何かがあるようで…。

 

この人は一体何者なのか?

 

グレイソンの娘であるイライザはクロエの親友でしたが、今一つ何を考えているのかわからない人物。

 

クロエを失った兄のアダム。森で大けがをしてから様子がおかしくなり…。

 

ファーガスはアナに好意的でしたが、段々とアナを信じられなくなっていきます。

 

ダッチも謎めいた人物。何を知っていて、何を知らないのか?