AmazonプライムVIDEOにて『ブラウン神父』S7(全10話)を見終わりました。
相変わらずのクオリティで、あっという間に見終わってしまいました。
残念ながらS7にシドの登場はありませんでしたが、レディ・フェリシア(ナンシー・キャロル)とフランボウ(ジョン・ライト)、そして懐かしいサリバン警部補(トム・チェンバーズ)が登場するお話があります。
第一話ではレディ・フェリシアとマッカーシー夫人(ソーチャ・キューザック)が芝居見物の帰り、列車内でレディ・フェリシアと知人のオペラ歌手ビアンカ・ノーマンに誘われて彼女の車両に移ると間もなく強盗がやって来て、暗闇の中ビアンカは殺害され、レディ・フェリシアとマッカーシー夫人は人質として誘拐され、犯人の2人組の自宅の農場に連れて行かれるのですが…。
誘拐犯は殺人は行っていなくて、そんなに悪い人じゃないとわかると(弟を大学へ行かせる資金が欲しかったのです)、レディ・フェリシアとマッカーシー夫人は殺人の真犯人をブラウン神父(マーク・ウィリアムズ)に見つけてもらおうとするのです。
その際も、家が散らかっていることやろくな料理を食べていないことにマッカーシー夫人が黙っていられなくて、家の中を片付けて美味しい料理を作るあたりが、もう人の良さ全開で本当に面白いです。
お話の最後もやさしさに溢れていて良かったです。
他にも教会の鳴鐘隊にまつわる事件や、ブラウン神父の友人ワイズマン教授の事件(ちょっとオカルトっぽかったです)、ローズウッドの花嫁学校にまつわる事件(バンティが潜入します)、ブラウン神父とマロリー警部補(ジャック・ディーム)が捜査中に危うく死にかける事件、巡査部長がマロリー警部補を庇って撃たれてしまう事件、マッカーシー夫人が重婚事件に巻き込まれる事件、アナーキストの劇団の事件、ホリングワース卿の殺人事件、レディ・フェリシアの危機を救うべくフランボウに手伝ってもらう事件など、盛りだくさんです。
ケンブルフォードを離れたサリバン警部補は、今は警察の不正を正す仕事をしているんですね。
以前よりもだいぶブラウン神父にやさしくなりましたね。
S8にはシドは出るかなぁ…。また活躍を見たいです。
そういえば、シドお得意のカギの開錠(ピッキング)ですが、ブラウン神父、バンティに続いてとうとうレディ・フェリシアまでモノにしているのにはビックリしました。
早くS8が見たいです。
この物語の主人公ブラウン神父。今シーズンも傘が大活躍です。
マッカーシー夫人とレディ・フェリシア。ケンカしながらも仲良い二人。
強盗犯の兄2人と、兄たちを自首させようとする頭脳明晰な弟。
マッカーシー夫人のことが大好きなハリー。
久しぶりのサリバン警部補(この時は捜査のために違う名前になってます)。
マロリー警部補を庇って撃たれた巡査部長(お二人もご無事で何より)。
マッカーシー夫人にも素敵な男性が現れて良かった…と思っていたのに。
レディ・フェリシアを気遣う、マッカーシー夫人とブラウン神父。
メイド服姿のレディ・フェリシア。
ブラウン神父と車掌に化けたフランボウ。