WOWOWオンデマンドで『カウンターパート 暗躍する分身』S2(全10話)を見終わりました。
とうとうこのお話も今シーズンで打ち切り終了となりましたが、この物語ってすごく悲しみに満ちた物語だなぁと感じました。
表ハワードは意識の戻った妻と再会しますが、その妻は最後はテロを阻止しようとして亡くなってしまうし、裏ハワードは優れたスパイかもしれませんが、家族とは心が通じていませんでした。
表エミリーと表の世界で過ごす日々に幸せを感じていましたが、でも最終的にテロリストたちを殺害して(でももう一つのミラの計画はすでに実行されていたのですが)裏の世界に戻ります。裏ナディアと共に…。(その裏ナディアはもう一人の自分を殺してしまったことをすごく悔やんでいました)
表ピーターと裏クレアは子供と共に3人で暮らしていく道を選んで幸せに思えますが…。(表クレアを殺したのは裏クレアですし、そのことを知った表ピーターは苦悩しますが、それでも裏クレアと子供のことを愛してしまったんですよね…。そして裏クレアは他の仲間たちも含めてミラの復讐の道具にされて、みんな死ぬこともいとわぬように洗脳されていました。子供の頃から表の世界を「敵」だと洗脳されていたら、それを疑うことは出来なかったのかも。現実世界のテロリストのISを思い出しました)
表ヤネクは裏ヤネクを殺してしまいました。その一つの出来事こそが、裏ヤネクの娘ミラの壮大な?復讐計画をたてるきっかけでした。
表の世界でもう一人のミラが生きていると裏ミラから教わった表ヤネクは表の世界に帰り、娘と再会し孫とも会えて幸せを感じている…と思ったらミラの仕掛けたウィルスが…。(閉じられた扉の表側の人たちはきっと…
。裏ミラの計画は最終的に成功した、ということなんですよね
)
裏エミリーと付き合っていた同僚イアンは実は表の世界の人間で、潜入していました。
そんなイアンは表の世界で失った女性を、裏の世界で追い求めていました。(その思いは叶いませんでした)
もしシーズンが続いていたら、あの後の表と裏の世界がどうなったのかわかったのかなぁと思うと気になるところです。
表の世界も裏の世界も、顔も見たこともない「執行部」と言われる人たちによって管理された世界。(実に気持ちの悪い世界)
裏の世界のエミリー。表の世界からきたハワードに心惹かれます。
世界が二つに分かれた瞬間。(ヤネクの若い頃です)
実験をしていた科学者たち。
表の世界ハワードに成りすまし、エミリーと接するうちにエミリーのことを大事に思い始める裏の世界のハワード。
囚われていた表の世界のハワードはこの2つの世界を生み出したヤネクから話を聞きます。
裏の世界から表の世界に成り代わったクレア。彼女には使命がありましたが、次第にそのことに疑問を感じるようになります。
二人のエミリーが対面したとき。