2016/2/9(火) 午後 7:42の感想です。(Yahooブログから移動しています)

 

 

 

角川文庫

   「鬼談百景」

       小野不由美・著

 

を読みました。

 

著者が読者から寄せられたお手紙を元に作り上げた怪談集で、99話のお話からなります。

 

あえて結末を書かないその短編たちは、読者に委ねられていて色々とその後を想像してしまいます。

 

読み進めるうちにだんだんと自分の背後とか、押入れのちょっとした隙間とかが気になって仕方なくなります。

 

自分自身は霊感とかはなく、せいぜい金縛りにあったぐらいなので、このお話に出てくる登場人物のような出来事に遭遇しなくて良かった()と読み終えてホッとする次第です。