2018/5/13(日) 午後 10:48の感想です。(Yahooブログから移動しています)

 

 

 

STARチャンネルで放送された『ビッグ・リトル・ライズ』(全7話)を改めてまた見ました。(ブログで感想を書いたつもりが放心状態だったのか完全に書き漏れていました(-_-;))

 

このドラマを見たきっかけはジギーという男の子の役をイアン・アーミテージという子役が演じているのを知ったからです。(たまたまTwitterを見て、すっかりファンになりました)すごい演技が達者な男の子です。

 

物語の冒頭は、ある夜小学校で開かれたトリビアナイトという慈善パーティー(父兄がオードリー・ヘプバーンやエルヴィス・プレスリーに扮して参加するというもの)の最中に、人が死亡します。

 

警察の人間がパーティーに参加していた父兄や学校関係者に話を聞いていくと、色々で複雑な人間関係が浮上していきます…。

 

カリフォルニア州の高級住宅が並ぶ海辺の街モントレー。

高台にある公立小学校は、近隣の裕福な家の子供が数多く通う人気の学校です。

 

セレステは若い夫ペリーと双子の息子(ジョシュとマックス)と暮らす専業主婦。

以前は弁護士として働いていましたが、夫の望みで家庭に入りました。

美男美女のカップルに可愛い双子の男の子がいて、まさに理想の家族、に見えたのですが…。

 

マデリンは今の夫エドと前の夫ネイサンとの間にできた娘アビゲイルとエドとの間にできた娘クロエの4人家族です。主婦ですが、家に閉じこもることを嫌い人形劇団の手伝いをしています。

近所に住んでいる前夫のネイサンとはいつもいがみ合っていて、周りの人たち(特に夫のエド)は辟易しています。

 

ジェーンは最近モントレーに引っ越してきたシングルマザー。

決して裕福ではありませんが、息子のために懸命にいい母親でいようと努力しています。彼女の中にはとてもつらい出来事の記憶が残っていて、やりばのない怒りを抱えて苦しんでいます。

 

レナータは会社のCEOで、夫ゴードンと一人娘のアマベラの3人家族です。

マデリンとある意味似ていて、思ったことをはっきり口に出す女性。

アマベラが学校でいじめにあったと聞くと、すぐに学校側に強く抗議します。

問い詰める母親に、思わずアマベラがジギーにいじめられた、と言ったことでジギーを目の敵にして、ただでさえ仲が良くなかったマデリンたちと険悪な状況になります。

 

ボニーはマデリンの前夫ネイサンの今の妻で二人の間にはスカイという娘がいます。

ヨガ教室を開いていて、自然派志向で菜食主義です。

本人は意図しない自然にあふれ出る色気に周囲の男性はついつい魅了されがちです(笑)。マデリンに気を使い、良かれと思ってしたことで、余計にマデリンの激高に触れることが何度もあり…。

 

7話という短い話数の中で、それぞれの登場人物の置かれた状況が良く描かれていて、話が進むうちに、ああ、そういうことだったのか!と納得します。

そして、このタイトルの意味も…。

 

シーズン2の放送が待ち遠しいです。

S1の最終話でのお葬式のときのお墓での場面と、その後の女性たちの皆での海辺のピクニック?を見つめる、あのライターで火をつける音をさせていたのが誰なのか?

気になるところです。

 

あと、このドラマのサントラが欲しいです。その場、その場での登場人物の心情を表すような楽曲で、すごく音楽も良かったです。