2024年も半分が終わろうとしている。

時が経つのはあっという間で、競馬を趣味にしているとなおのことそう感じる。

ということで、2024年上半期の競走馬ファンドの競走成績についてまとめてみた。

・成績（着度数）

今期はJRAで32戦（昨年は17戦）して4勝（昨年も４勝）、NARでは出走なし。

勝ち星の内訳は、3歳馬が４勝、古馬は０勝だった。

特にスウィープフィート（YGG）がGⅡチューリップ賞に勝利し、出資馬初重賞勝ちとなった。

獲得金は手当込みで1億6,160万円で、半期で昨年の年間獲得金1億7,206円に迫る数字だった。

昨年に続き今年も過去最高を更新することはほぼ間違いないだろう。

・現在の各馬の状況と上期の振り返り

現時点でＪＲＡ所属9頭、NAR移籍予定１頭、2歳（全てJRA／未デビュー)が5頭という布陣。

本年のみの獲得賞金（手当込み）順位は

1位　3歳　スウィープフィート（オープン）で1億0,004万円（チューリップ賞勝ち）

2位　3歳　ゴールドサーベル（2勝クラス）で1,952万円（未勝利戦勝ち・1勝クラス勝ち）

3位　3歳　ベルイストワール　（１勝クラス）で1,267万円（未勝利戦勝ち）

4位　4歳　ヴァナルガンド（２勝クラス）で735万円（2勝クラス特別2着）

以下699万円未満、となっている。

今年も昨年に続き3歳馬の活躍が目覚ましく、4勝すべてを3歳馬が挙げた。

勝ち上がりも、5頭中3頭が勝ち上がった。

まずは、スウィープフィート（牝３・オープン）。GⅡチューリップ賞勝ちを含む大車輪の活躍で言うことなし。

ゴールドサーベル（牡３・2勝クラス）は武豊騎手を背に2勝をマーク。

ベルイストワール（牝３・1勝クラス）は年明けデビューで一歩一歩着実に成長しこの6月についに初勝利を挙げた。

以上3頭が勝ち上がり。

未勝利の２頭のうち、ブリッツクリーク（牡３・未勝利）は骨折してしまい、回復後NAR移籍予定、残る1頭リナリア（牝３・未勝利）は残り少ない未勝利戦を勝ち上がるべく奮闘している。

古馬陣は、クラスが上がったこともあり勝ち星には恵まれず苦しい半年だった。

まず、期待のパウオレ（牝５・オープン）だが好走と凡走を交互に繰り返していてなかなか結果に結びつかず、ヴァナルガンド（牡４・2勝クラス）は今年の初戦で2着後、レース直前にざ石による故障のため休養。上半期は1戦しかできなかったが7月の福島での復帰を目指す。

同じく4歳のルーチェロッサ（牝４・1勝クラス）とアンビバレント（牡４・2勝クラス）は、昨年秋からこの春先まで成績が上がらず苦しい時期があったものの、夏に向けてレース内容がよくなってきており今後に期待できそう。

一方、トリオーレ（牡４・1勝クラス）は馬体の良さや外厩での評価は高いものの、成績不振からは脱却できおらず、きっかけがほしいところ。

2歳勢は昨年同様５頭。

例年通り、6月デビューはなかった。

ただ、ノルマンディーOCのイオリ（牝２・伊藤圭）が7月の福島でデビューするべく調整中。同同じくノルマンディーOCのゴンクール（牡２・石坂）は小野町から栗東近郊の育成場への移動を目前にしている。

残りの3頭はまだ北海道だ。

・まとめ

今年の上半期も3歳勢の活躍により最高のスタートダッシュを決められて本当に良かった。

古馬陣はやや息切れといったところだが、まだまだ上昇の余地があると思っていて、下半期の巻き返しに期待。

また2歳勢について、早期デビューできそうな馬もおり他の馬も大きく遅れている馬もいないので順調といえるだろう。

ここ数年出資馬の成績がいいのでとてもありがたく思っている。

引き続き、熱く見守っていきたい。

【一口馬主】上半期のまとめ（競走成績）_240626