皆さんこんにちは!!


宮城県在住ポテンシャルコーディネーター、空手フィットネス講師のフーミンです。


皆さんはポジティブシンキングにどんなイメージがありますか?

どんなに悪い事が起きてもメンタルが強い人と言うイメージがあるかも知れませんが…

「それっておかしくない?」と言う経験は有りませんでしょうか?

ポジティブシンキングは良い事ですが…

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」

「何事も行き過ぎればやり足りないことと変わらない」という意味です。

物事はほどよいことが大切ということを伝えています。


私は「ポジティブシンキングも危ないわ…」と思う人達を見て来ました。

その人達は「自分はポジティブなんだ!」と明るく楽しく生きてるアピールをするのです。

しかし、周りの人達から見ると「え?!」と思う考え方や行動をしてるのです。

それを

「ポリアンナ症候群」と呼ぶのだそうです。


Web引用🔻
「ポリアンナ症候群とは」
“現実逃避癖”や“間違ったプラス思考”とも言われ、自分の都合の良い方向にばかり考え、問題解決に取り組まないといった行動が挙げられます。 何か問題が起こっても、自分の能力を過信しつづけ、結局何の対策もせず生活が行き詰ってしまう、というのも誤ったポジティブシンキングです。



私の知ってる方はこの症状に完全に当てはまってます。

自分の失敗は必ず「◯◯が悪いから」と自分の責任を転嫁するのです。

ですので、何があっても自責の念は無いし、反省が無い故に同じ失敗を何度も繰り返します。

必ず誰かの責任にして逃げるので、自分の言葉に責任を持たず、相手の言った事を都合の良い切り抜きで物事を解釈してしまうのです。

「確かに言ったけどそう言う意味では無い」と言う部分を巧く抜き取ります。

その前後は全く違っており、その人を相手に話す事は恐ろしいと思う事が起きます。

理屈で説明をしても、嫌な事や都合が悪い事には目を逸らすのできちんと話を聞きません。

だから、何度も何度も間違いを犯し、失敗しては誰かのせいにしてる…と言う事を繰り返します。

巻き込まれた人はたまりませんが、必ず誰かを巻き込みます。

ですので、ポジティブシンキングと言うよりも現実逃避してるだけなので成功する事は絶対に無いのに、自分に都合の良い夢を見て頑張るのです。

このような人は頑張り方を完全に間違えてるので、失敗から学ぶ事の大切さを知らないのです。

そんなに頑張ってやれてるのに、力の使い方が悪いので勿体無いのです。

前にも書きましたが、ポジティブシンキングは使い方を間違えなければ良いのです。

しかし、何でも都合の良い解釈をしてる人はトラブルばかり起きてます。

似たような人の話を聞いてると、共通点は「驚くほどのメンタル強さ」の持ち主です。

それはそうです!

何か悪い事が起きるたびに「自分では無い人が悪いから」と解釈してしまうのです。

私の知り合いは、自分の不注意でペットが死んでしまったのに「寿命だったんだよ」とケロッとしてるのです。

罪悪感は全く無いのです。

傍目では開き直ってるようにしか見えないのですが、本人は至ってまともな話をしてると思って、「自分は間違ってない」と言う信念を持って動いてます。

その中に反省は一切ありません。

巻き込まれた人が悪者にされる場合や、良いように使われる事になってしまうのです。

ポジティブシンキングが良い事だと言う風潮は、そのような方達にとって「ポジティブシンキングは良い事」だと自分の考えや行動の正当化を助長させてしまってるのです。

完全なるポリアンナ症候群という事です。

私もポジティブシンキングで他人を見てたら、本当に危ない人を見分ける事が鈍くなり、面倒な事に巻き込まれる率が高くなってしまってました。 

ポジティブシンキングには落とし穴があると感じました。

大切なのは物事を見極める正しい力です。

「正しい反省は自分を成長させる」という事に気がつけば、もっと素晴らしい能力と人間性を開花させるはずです。

本当に勿体無いと思うのです。

ポジティブシンキングの行き過ぎで、「ポリアンナ症候群」にならないように気をつけましょう。

最後にまとめます。

「愛少女ポリアンナ物語」というアニメは私が小さな頃好きだったお話です。




まさかこんな言葉が生まれてるなどと夢にも思いませんでした。

このアニメが好きで、原作を読んだ事がありました。  

母が買って来て読み、私も読んだのです。

「良かった探し」をする事で、大変な苦労を乗り越えて行くと言う話でしたので、決して悪い内容だったとは思いません。

当時、子供だった私は「物事の捉え方で人生は変わる」と言う事を教わった気がします。

周りにも感化された女の子達がおり、良かった探しで前向きに頑張ってたと思います。

決してこのお話が悪い訳では有りません。
 
物事が行き過ぎてしまう事こそが危ういのだと思います。

何事もほどほどが良いと言う、冒頭の言葉に戻るのです。




私はこのお話が大好きでした!

Have a nice day!