『隠れアスペルガーという才能』吉濱 ツトム | 愛しき言葉(ウツクシキコトノハ)

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隠れアスペルガーという才能

吉濱 ツトム

“生きづらさ"の原因は、グレーゾーンアスペルガーにあった
アスペルガー症候群にはきちんと診断がつくいわば
「真性アスペルガー」の他に、グレーゾーンに位置する
「隠れアスペルガー」の人たちが大勢います。
彼らは強すぎる劣等感を抱え、他人とコミュニケーションができない、
強い不安や恐怖心をもつ、病気にかかりやすい、慢性疲労があるなど、
さまざまな“生きづらさ"を抱えています。
しかし、アスペルガーも隠れアスペルガーも、
実は才能あふれる素晴らしい人材です。
枠組みがないために、ただマイナス面だけが目立ってしまって、
周囲の理解が追いついていないのです。
本書は、そんな“生きづらさ"を抱える「隠れアスペルガー」のために、
マイナス面を抑え、プラス面を伸ばす方法をお教えします。



アスペルガーという障がいについて知っておきたいな、
そう思って読んだ本。

よく分かったのはたぶん、耳が聞こえないとか、目が見えないとかと一緒。

耳が聞こえない方とコミュニケーションとろうと思ったら
ジェスチャーや筆談で伝えたり、
目が見えない方とコミュニケーションをとろうと思ったら
筆談は避けたり、自分のお店の中なら道を案内したり。

その方に合ったコミュニケーションをとらないといけない、
というシンプルなこと。

察して、というコミュニケーションが取れないのだから、
丁寧にストレートに伝える必要があること。

難しいのは学校でも会社でもないコミュニティの場で、
どういった理解をお願いするかということ。