エホバの証人の記念式レポート:皿回しのコロナ対策がなっとらん! | JW2世の探求の軌跡〜エホバの証人からキリストの証人へ

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JWの中には真理は無く、偽善だらけでした。エホバの証人が「偽りのキリスト教世界」と呼ぶキリスト教徒の中には、神と聖書を愛する本物のイエスの弟子たちがいたのです!

エホバの証人の記念式に行ってきました。ちょうど1時間で終了。

 

5年ぶりに参加しましたが、変わってないですね。飾られていた花は綺麗でした。

 

講演者に笑顔がなく、JW独特の単調な話し方が、妙に重苦しい雰囲気を漂わせていました。

話の内容はいつものようにツッコミどころ満載ではありますが、

既に指摘され尽くしているので多くは語りません。

 

私の本日の視点としては、

1.記念式におけるエホバの証人のコロナ対策について
2.表彰物回しの対策がなっとらん

3.来客者に対する上から目線の対応

4.記念式の話の内容に対するプチツッコミ

5.感想

あたりについて語りたいと思います。

 

1.エホバの証人のコロナ対策について

入り口にはアルコールスプレーが準備されていました。

体温計はありませんでした。

 

王国会館に入ると、参加者は25人くらいでしょうか、

1席ずつ開けてソーシャルディスタンスを取っていました。

音響関にはビデオ設備があり、ZOOMとのハイブリッド開催でしょうね。

 

演壇にはアクリル板を設置して、講演者はマスクを外して話ができるようになっていました。

 

ここまではそう驚かない。

 

2.表彰物回しの感染対策がなっとらん!

 

ここでは何の対策もなく、皆さん素手で皿回しをしていたんですよね。

アルコール消毒しているとはいえ、皿回しは気になりました。

私はちょうど端っこに座っていたのでパスしました。

皿回しの兄弟は戸惑っていましたね。

このご時世でなるべく人が触ったものには触れたくないと思う来客がいることを想定していなかったのでしょうか。

 

ぶどう酒のグラス回しも同じく。

気になったのが、もしぶどう酒を飲む人が複数いる場合はどうしたんでしょうね。

グラスの回し飲みはモロ濃厚接触でしょ!

なぜ回し飲みの取り決めを変えなかったのか、理解に苦しみました。

 

その点、一般のキリスト教会の主の晩さん(聖餐式)は感染対策が徹底しています。

ぶどうジュースはゼリーのカップのような容器に密閉されて小分けにされています。

パンも個包装のウェーハウスのようなパンを使用しているんですよ。

それらを牧師がポリ手袋をして配る。これなら感染対策はバッチリですね。

 

エホバの証人への問題提起として、皿回しとグラス回し飲みはこの時代にそぐわないと思います。

 

3.来客者に対する上から目線の対応

記念式終了後にJWと話をしましたが、5年も離れると独特の言葉遣いに違和感を感じますね。

 

私が「集会に参加するのは数年ぶりですよー。最近結婚したんですー」

というと、JWはなんて答えたと思います?

 

「真理を知るいい機会ですね~!」

 

これって、メチャ上から目線だと思いません?

でも、現役時代だったら、私も同じセリフを言ってたかもしれないから、マイコンは怖いですね。

 

ここで、りそな銀行の名台詞をエホバの証人へ送ります。

 

銀行の常識は、世間の非常識だぞ!」ならぬ

「エホバの証人の常識は、世間の非常識だぞ!」

 

価値観の違う人たちとの対話をしなくなると、自分も非常識なことをしてしまうんじゃないかと恐ろしくなりました。

 

4.記念式の話の内容に対するプチツッコミ

講演メモの後に書き記す、

矢印→以降が私のツッコミです。


144000人の話。

→文脈よめば、これはイスラエル人の信者のことでしょ?同感変えたら天に行く人の限定数になるん?


イザヤ35:5-6 疾患や障害がなくなる
イザヤ65:21 毎日が充実したものになる。
→イエスの贖いによって神と断絶関係が回復されたことこそ、最も感謝するべきことだと思うんだけどね。

 充実した毎日とか、病気がなくなるとか、ご利益宗教と何が違うの?

「イエスの貴重な命によっていつまでも幸せに暮らすように
天と地上で生きる2つの機会を与えてくださった。
どちらになるのかを決めることはできない。」

→しれっと聖書にない「2つの機会」なんて言葉をぶっこんでくるんだよね。聖書に無知な人は気づかないよね~。

誰がパンを食べ、ぶどう酒を飲むのか?14万4千人以外はパンを食べることはない。
その根拠はルカ22 28-30にあるらしい。王国契約預かる人だけが食べるとのことだが・・・

当事者は14万4千人だけ。その他大勢は見守る者。それはなぜかって?

結婚式のたとえで説明しよう!
新郎新婦が結婚契約の当事者だよね。でも披露宴にはゲストはいるよね。

14万4千人と大群衆の関係はそれといっしょ!わかった?

→いやいや、信者は全員、契約の当事者だよ。クリスチャンは全員イエスの花嫁になるんだよ。

→大群衆クラスの信者はゲスト扱いって何?要は「あなたたちは神の家族ではなく部外者」ってことにならないか?

→イエスは弟子たちは「一つの群れ、一つの羊飼い」って言ってるよね。花

→花婿(イエス)、花嫁(14万)、お客様(大群衆)の関係性って一つの群れって言えるのかい?

 

天に行くかどうかはどうして分かる?少しでも迷いがあるなら違う。
→主観で判断させるから年々増加するんだよ!

感謝をどのように表すことができるか?

→来たよ!感謝の押し付け!


イエスのように、エホバに従い続けることによって感謝を示す。

→言葉のトリックですよね。エホバじゃなくて、統治体に従い続けないと行けないんでしょ?あなた達の本音は。


ヨハネ17:3 エホバとイエスについて知る。これが従い続けるためのカギ!
→いやいや、実際にJWやれば分かるけど、統治体の教えを疑わないことと決して批判しないこと、これが組織に従い続けるためのカギでしょ?信者を支配するために神の権威を利用するな!

学ぶほどイエスの愛が実感できる。だから聖書レッスン受けようぜ!
→エホバの証人として頑張れば頑張るほど、イエスが遠い存在になってくのを体験してるからなぁ。講演者の顔も暗いし。

 

エホバに従うための原動力とは何か?
コリントニ5 13-14 イエスの愛が私達を駆り立てる。
→エホバの証人の教理を捨てて、聖書をまっさらな気持ちで読んだ時、本当の意味でイエスの愛が迫ってきたよ。

→JW人生では、「ベストを尽くさなければ滅ぼされる。組織に従わなければ滅ぼされる」との恐怖心が原動力となって、伝道・奉仕に駆り立てられていたな。言ってることとやってることが違うっしょ。

 

5.感想

親も地元で記念式に参加しているのかなぁ。

ここに参加してる人には若い人もいる。長年JWとして生きてきた人もいる。

真理を愛し、人の役に立ちたいと純粋に思ってJWになった人もいるだろう。

それが実態を知らされずに、人生の貴重な時間をものみの塔の組織存続のために利用されているなんて酷すぎる。

泣けてきた。祈ろう。

「主よ、全国各地で記念式に参加しているエホバの証人の一人ひとりを本当の真理へ導いてください。

 どうか、今日の記念式の話に対する違和感を感じる霊的感受性を回復させてください。

 「唯一真の組織だ」と教えられ、植え付けられた恐怖心を溶かしてください。

 光の道だと思いこんでいて、実は暗闇を歩んでいることに目を開かせてください。

 からし種のような僅かな信仰でも、本物の信仰を持つ人々をこの組織から導き出してください」

と涙ながらに祈った。

 

数年前、覚醒したての頃に参加した記念式のときは、聖書解釈が捻じ曲げられていることにイライラしてました。

でも、今は諦めと哀れな気持ちの方が優勢ですね。怒りの処理が終わって客観視できるようになったのかもしれません。

 

組織憎んで人を憎まず。エホバの証人の霊的覚醒を願う。