イエス様はいかなる存在なのでしょうか。堕落によって失った人類の真の父になり得る存在
でした。長い歴史とともに、み言の実践的基盤の上に立てられたみ言の実体として、父に代わ
る存在として来られた方でした。ですからイエス様は、「わたしは道であり、真理であり、命
ゆる。だれでもわたしによらないでは、父のみ とに行くことはできない」(ヨハネ一四·6)と
おっしゃったのです。
ただイエス様だけが道の中心であり、心の中心であり、心情の中心なのです。なぜでしょうか。
イエス様が父という内容をもっているからです。それゆえイエス様は、万民の救世主であり、
天地を代表する方なのです。したがってそのみ言を通して父の姿を、そのみ言を通して父の心
を、そのみ言を通して父の愛をたどっていくのがキリスト教なのです。