中上級クラスで踊る人の中には、いつもの 「となりの上級者」 以外に、たまにしか来ないが、驚くほど速いキャッチとパフォーマンスをする人がいる。

たまに来る人が顔見知りの場合は、雑談する時がある。レッスン後のお水補給や、ストレッチエリアなどで。あまりにもキャッチが早いので、キャッチのコツなんかも聞く。あまりに冗談っぽくいうので、最初はそのコツは半信半疑だった。

後日またその中上級を受けた時に、相変わらず癖のある動きで苦戦していたのだが、そのアドバイスを急に思い出し、その通りにやってみた。案外、足が当たっていた。


およ?

(まぐれか?)

もう一回別の躓きパートで試してみる。

およよ

(あ、あってる。)


実はその人たちは特定のインストラクターのレッスンを長年受けており、毎回出ていないけれど、過去の経験値としては相当積み上がっていたのだ。魔法はない。
言っていたのは、こう動いたら、こっちの足。こう動いたらあっちの足。と簡単な法則みたいなものだった。いわゆる 「インストラクターの癖」 というものだ。

実際は複雑なコリオを数行で表現できるものではないだろうし、しっかり覚えないといけない部分は通用しない。しかし、迷ったら確率の高い方に賭ける、ということで、この 「コツ」 というものを試してみようと思う。一人一人コリオの覚え方は違うだろうが、エアラー諸先輩方が培ったノウハウを参考にしてみるのもいいものだ。

試行錯誤して覚えるプロセスも面白いのだが、最終的には覚えないと踊れないからねぇ。

エアロは。





ええっと、どっちだっけー。
よし、勘でいこう。

今日の気分は、、
左にゃ