エアロビクスというフィットネスは、所謂、上手い下手が出てしまうため参加するレベル (難易度) の選択が非常に重要である。

一般的には、人は少しチャレンジして、できるかできないかというレベルが一番夢中になる(ドーパミンがでる)らしい。できる部分が 6、7 割、できない部分が 3、4 割位のいわゆる 「ちょいむず」 レベルである。

簡単すぎると飽きてしまい、難しすぎると諦めてしまう。

よく初心者が間違えて (?) 中級以上のクラスに入ってくるが、まずついていけない。かつ、自分一人ができない。この状態が周りから一目瞭然であるため、いろんな意味で挫折を味わってしまう。そして、大抵 2 度と参加してこない。あるインストラクターは 「初めて参加者は大歓迎だが、2 回目に来てくれるのが、最も嬉しいです。」 と言っていた。


至言 (しげん) だ。


初心者ならば、基本のステップをきちんと覚えることを目標にするクラスに参加できるといいと思う。

基本がわかってきたら、少しずつレベルを上げてコンビネーションやレッスンの流れを理解していくのが理想だ。
ただし、中級に関しては、インストラクターによってその難しさといったものは幅があるため、やってみないとわからない。なので、最初はいろんなインストラクターのクラスに参加しながら、自分のレベルを客観的に理解しつつ、ちょうどいいレベルのクラスを探して行くのがいい。時に非常に難しい 「激むず」 クラスに当たってしまうかもしれないが、その場合は無理してまで参加する必要はない。(できない状態も楽しめる人は別だ。)
 

自分に合ったレベルのクラスで少しずつチャレンジパートを挟みながら、スキルを上げていくことが、エアロビクスを長続きさせる秘訣だと思う。



なんでそう思ったかって?


つい先日も、中上級クラスに初心者がきて、早々に途中退出していったのだ。
自分も同じ立場なら、2 回目エアロ参加は生涯なかっただろう。

たまたま出た初めてエアロクラスが初級だったので、撃沈を免れただけなのだ。

つまり、エアロが続いているのは運の要素が大きかった。