私、はじめて、
子供に,
手をあげそうになっちゃったの~!
それは先日の奈良リトリートで。
全国から、
お客様がいらっしゃるので、
私はとにかく、
良い体験していただこうと、
前日から、
緊張して寝れず、
当日も、
バイオリンの絃をキリキリ張ったように、
神経張りつめていたとこに、
「お団子買って~」
「鹿さんと遊ぶ~」
と、
タイムスケジュールを、
めちゃくちゃにされたからー-
ま、想定内ではあったけど、、、
私が、思わず、
手を挙げそうになったのは、
「駐車場代、高い!
もっと安いとこないの!」
とか、
「車、この道でいいの?
地図であってるの?」
と、
子供のくせに、
いちいち、
妙な大人びら指摘で、
私に指図してくることに、
つい、
いらっと。
「てめ~~
金のいうことなら、
働いてからいえ~」
「おまえ、
自分が大人として認められたいからって、
地図の読めない私をディスるなんて、
上等じゃねぇか~」
と、、、
こ、
こともあろうことか!
こ、
この、
早乙女キャラの私が、
「子供のくせに」と、、、
ずっーと封印していた、
野蛮な男性性を使って、
彼女のこしゃまくれた減らず口を、
弾圧しようと、したわけ!!
ー-それは、私の大嫌いな父親が、
暴力的に、私を黙らせた手口と同じー-
ああ、自己嫌悪。
そして、
私の中に父親の血があるんだって、
ぞっとしたわ。
それで、
「いやん~ごめんね~~いいすぎたね~
ゆるしてちょんまげ~」
と、
彼女の御機嫌をとると、
恐怖でこわばった顔が、
少しゆるんで、
私も、ほっとしたんだけど・・・
じゃが!あたい!
酒を飲んでしまって・・・
またもや、彼女は、
自分を認めてもらおうと、
小癪な口をきくものだからー-
「黙れ!」
と、つい、堪忍袋が切れて、
こぶしを振り上げちゃったの!!
でも、
理性で叩くことは止めたわ。
こ、これが、
自分の子供だったら、
ぜったい、
殴っていたかもしれない。
子供は、怪獣。
それはわかっているし、
子供と同じ土俵で、
共に餓鬼界に落ちている自分が、
情けなかった。
きっと、
私の親も、
私に対して、
彼女と同じ感情を、
もっていたんだろうな~と、
実感しちゃた。
子供に向けた言葉の刃は、
自分にも跳ね返ってくる。
いくら、
余裕がないからって、
感情的になってはいけないな~
と、
心から反省したわ。
ああ。
世の中の親御さんは、
24時間、
ずっと、子供と向き合っているのね?
すごいことだな~
親から受け継がれた汚れた血を、
我が子を鏡に見たときに、
どれだけ、
切なかったことだろう。
それでも、
子供は無条件で、
親を愛してる。
役に立ちたい、守りたいと、
日々、
親の顔色をうかがっている。
だけど、
その純粋さに、
徐々に、
自分を認めてもらおうと、
大人びた承認欲求というエゴが、
まだらに入ってくるわ。
よほど、
自分に余裕がないと、
つい、
カッってなってしまう。
ー-世代連鎖。
親子の因果を学びながら、
血族は、
進化していくのかもしれないね。
私も今回のことで、
虐待してしまう親の気持ちも少しは理解できたし、
私を、
虐待していた自分の親たちのことを、
少しは、
ゆるす糸口をみつけられたかも。
ただいま、
逆行中の炎の火星が、
コミュニケーションの水星で、
コンジャンクション(合)。
言葉の選択、
慎重に、
知性的でありたいものよね。