電車に乗ってたら、

くしゃみしちゃったの、

私。

 

あ、

もちろん、

マスクしてたのよ。

 

そしたら!

 

目の前に座ってた中年女性が、

私をギロッッとにらみ、

バックから、

除菌スプレーをだして、

自分にかけるの。

 

 

怒!

 

「え、えー--!!

 

 だったら、

 電車なんて乗らずに、

 優雅にタクシーで、

 移動なさったら?

 

 つか、

 自分を守るために、

 人をばい菌扱いし、排除しようとするのは、

 いかがものかしら?

 

 逆に、

 自分が初対面の人にそうされたら、

 あなたは、どう思うの??

 

 そんな、

 人を思いやる気持ちや配慮もなく、

 自分だけ健康ならそれでいいっていうあなたは、

 心が、コ●ナに感染したのかしら?」 

 

と、

 

私は彼女に言って、、、

やり、、

た、、かったけど、、、、

 

内気で、

弱気な私は、

何も言わず、

ぐ、ぐっと我慢したの。

 

なのに、

彼女は、

除菌スプレーをバックに閉まったあと、

また、

ぎろ!と、

私を睨むわけ。

 

怒!

怒!

 

・・・弱気な私は、

戦う勇気もなく、いつもなら、

他の車両に移ろうとするけど、

今回だけは、

今回だけは、

本当に、腹が立ち、、、

 

私もついに、

ぎろ!

と睨み返してやったわ!!

 

怒!

怒!

怒!

 

一分間のにらみ合いっこ。

 

私の背後に、

メラメラ炎が立ち上がってきた!

 

 

私は、

マスクをとって、

彼女の口元にねじ込んでやろうかと、

思った矢先に、

 

彼女は、

目をそらして、

スマホをみやがった。

 

ふん。

 

なにさ。

 

メンチ切るなら、

いのちをかけろよ~~~!!

 

 

 

 

深呼吸。

 

 

ま、

冷静になると・・・

 

ちょっと、

男好きする田舎くささが売りな、

精神が幼いBabaに、

私が、

同じ土俵入る必要はなかったわねー--

 

 

 

 

だけど、

 

なんで、

 

こんなに腹が立ったのかしら?

 

 

 

 

 

「自分は間違ってない」と、

正論をかざして、

自分が正義だと、

マウントしていくることに、

腹が立ったのだわ。

 

正論と正義は、違う。

 

正義は、

国や宗教、時代によって、

正しさや仁義は違ってくるもの。

日本も昔、

アメリカ人をこ●すことを美徳としていたし。

 

正論は、

そんな大衆の意識の集合体で、

それ自体も、

非常にあやうく曖昧。

 

そんな危うい正論を武器に、

自分こそは正義で、

マウントしてくるのが、

うざかったんだね?私。。。

 

 

 

 

 

狭い世界で、

妄信的に自分を正義だと信じ込めるのは、

ある意味、

楽天的なのかも。

 

これから時代は、

 

多種多様性で、

いろんな価値観があって、

それらに、優劣なく、

すべて、

あるがままに受容していくことが、

主流になっていくはず。

 

あ。

 

!!!

 

あ!!!

 

私の方こそ、

正義をかざして、

正論でマウントしたのかもしれない。

 

結局、

自分の嫌な部分を、

彼女にミラーリングしていたんだわ。

 

 

「・・・そうね、

自分を守ることで、

精一杯だったのね?お嬢さん?」

 

って、

 

どうして、

観音様のようなやさしいまなざしで、

静観できなかったのかしら??

 

反省。

 

隣の男に、

「私ってかわいそう」って、

しなだれかかる女のあざとさが、

うらやましかったのかも。

 

でも、それは、彼女の世界。

私は私の道の「正解」を、みつけていこう。

 

それは、

正義でも正論でもなく、

自分が解けていく正(まさ)なる心地よさ。

 

 

 

落ち着いていて、

どんなことにも、動じないさまを、

【泰然自若】

たいぜん-じじゃく

っていうけど、、、

 

私も、

まだまだ、

お嬢さんだわ~~~

 

 

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