ガンの告知...
今の時代って、
母、本人に言うのね?!
ステージ4で手術できず、
手遅れの余命4ヶ月、と。
昭和のドラマでは、、、
家族が嘘をついて、
本人に内緒にしておこうというのが、
主流だったじゃない?
大学病院の若造ドクターは、
開口一番に、
本人も家族にも宣告するから、
んも〜
サイコパスかと、思ったわよ><
まずは、
家族に相談するなり、
検査の時に、
「もしも、ガンだったら、
告知されたいですか?」
と、一言あってもいいのにさ〜
あ、そっか。
もう、
昭和じゃなくて、
令和だもんね〜
ま、
もしも私だったら、
ちゃんと宣告されて、
残りの人生をどう生きるかと向き合いたいとは、
思うけど。
でも、
ガンと宣告されたら、
本人も家族も、
びっくりすることだけは確かだわ。
とにかく、
入院するだけでもパニックなのに、、、
そのあと、
どんな治療をしていくかを、
どう死と向き合っていくかを、
矢継ぎ早に
次々にいろんな決断を迫られるから、
神経が衰弱してしまう。
ここで、
みなさんにも参考になるかと思って、
顛末を記録しておくね。
がんと、宣告されたら・・・
●診断
- 何という、がんですか。
- 診断はもう確定していますか、それとも疑いの段階ですか。
- がんはどこにあって、どの程度広がっていますか。
①まずは、病理検査。
ガンのステージを知ること。
・リンパ
・血液
・組織
・他にガンが転移してないか
●治療法
- 治療には、どのようなものがありますか。
- どのような治療を勧めますか、ほかの治療法はありますか。また、その治療を勧める理由を教えてください。
②治療法の選択
オペできる
・開腹手術もしくは、内視鏡で手術
・その後、抗がん剤治療
オペできない
・ホスピスなどの痛みの緩和
・自然療法
私の母の場合、
最初、十二指腸ガンと診断されたけど、
そのご、膵臓がんと判明。
肝臓にも、十二指腸にも転移していて、
かなり腫瘍が大きく、
食べ物が、
胃から、腸に入らないので、
十二指腸を切除して、
胃と腸を直接つなぐバイパス手術をするか、どうか。
残念ながら、
膵臓がんは、手遅れで処置できない。
▼母の手術の選択
①大きく開腹して、
膵臓は手遅れなので、
十二指腸切断し、
バイパス施術。
胆管炎の恐れもなしというメリット。
②ステンドという金属管を内視鏡で十二指腸に入れ、
食事を腸に入れる。
③体に6つ穴を開け、
内視鏡で胃と腸をつなぐバイパス手術。
なので、
②の一番安全で、安価なステンドにしようと思います。
なぜなら、余命4ヶ月なので、
オペしたところで、
10年長らえないのならば、、、
体の負担の少なく、
のこりの人生を、
精一杯生きてもらおうと思ったので。
●どこで旅立つか?
これはまだ、勉強中。
緩和ケアやホスピス、
でも、生きることも想定されるし・・・
さぁ、
26日午後から母、
ステント手術。
末期ガンで手遅れなので、
化学治療等せず。
十二指腸に食物が通るように、
金属管をいれる簡単な内視鏡オペのみ。
「母さん丈夫、丈夫、大丈夫!有難う!」
と、アファーメーションするわ。
ガンと告知されたら、、、
ショック・混乱、
そして、不安・落ち込みとなるのは、
当たり前の反応。
私自身、
21歳の時、
肝臓がんと言われて、
開腹オペ。
あれから、
奇跡的に30年も生きてるけど、
告知されたときは、、、
「何かの間違いに決まってる」
「なんで、自分ばっかりこんな目に合うの?」
「仕事のストレス?」
「食生活?」
「自分が、何か悪いことした?」
と、パニックだったなぁ。
でも・・・
今日という1日は、
病だろうが、
健康だろうが、同じ。
2度とこない今日を、
精一杯生きよう!
と、
腹を据えたの。
母の「いのちのちから」が、
開花しますよう、
今日は、1日、祈りを捧げます。