筋ジストロフィーという病気で、
全身の筋肉が硬直した障がい者とボランティアの物語、
「こんな夜更けにバナナかよ」
をアマゾンプライムで鑑賞したの。
実は、
この映画、
大泉洋演じる主人公が、
あまりにも、
わがまま暴君すぎて、
見るに耐えず、前半10分で断念。
(大泉洋の演技は素晴らしいけど)
でも、、、
最近、交通事故被害の交渉や、
今のマンションの不当な家賃値上げで、、、
「なんで、
罪のない私が、
こんな理不尽な目に遭うの?
これは、
私の無意識が、
私を成長させるための修行?
にしても、酷すぎ。
もう、
生きていく力が萎えてしまう!限界!」
と、
思いつつ、、、
この世は、神芝居。
悪魔も天使も男も女も、
自分というキャラも演じているのを忘れるくらい、
演技に没頭してしまうわ。
悪は、
人々の負の感情・怒りや呪いのエネルギーを吸って、
増幅するもの。
その悪役を演じる人は、
どんなメンタルなのかを冷静に知ることで、
現実の対処法を編み出そうと、
もっかい、
映画にチャレンジしてみたの。
そしたら、
最後まで見ることができたわ!
そして、感涙が!!
この世は、
迷惑かけたりかけられたり、
互いに助け合う互助会世界。
私自身、
ゲイというマイノリティな特性上、
人様に迷惑かけてはいけない、
人様のお役に立たないといけないと、
なんでも、
ぐっと我慢する癖があったけど、
「迷惑かけてもいい」
と、自分に許可することができたの。
もちろん、
自分でできることは自分でやるのは当然だけど、
自分の限界を超えたら、
「たすけてください」
と、あまえてもいいんだと思えたわけ。
そして、
他人のわがままにも、
ここまでは助けることはできるけど、
これ以上は、助けられないって、
線引きをしてもいいと、
許可することもできたわ。
悪役や恋人役、主人公役をはなれた役者は、
もともとひとつの大きな宇宙魂。
苦しい時こそ、
宇宙目線に立ち返り、
三次元の自分をどう演じていくか、
冷静にデレクションしていことが大切なのかもね。
2回目の緊急事態宣言。
なんでこんな理不尽な目に遭うのかと、
憤りを持つ方も多いと思うわ。
でも、
その憎悪を持てば持つほど、
「悪」は増幅し、
その「悪」に、
「人を呪わば、墓二つ」のように、
自分も悪に呑まれてしまう。
この世は、神芝居。
誰もが本当は、
安らかな金色の魂を持ち、
この世で肉体を通じて、
役を演じてるだけ。
「悪」に呑まれずに、
「愛」を育てる自粛期間になりますよう、
祈念しています。