↑つづき

これと言った決定的な妻と別れる理由がない社長さん。

 

退行催眠していただくと、

不良の兄と、デキのいい弟の、

愛と憎しみのインナーチャイルドがでてきました。

 

不良の兄が事件を起こすたびに、

親は、兄ばかり構い振り回され右往左往。

 

デキのいい弟の社長さんは、

親にかまってもらえない寂しさを勉強で紛らわせ、

自分までも親に迷惑かけてはいけないと、なんでも我慢する性格に。

 

あ!・・・これ、今、まさに繰り返してる!

 

奥さんが子供にばかり世話を焼いて、

自分が大事にされない置いてきぼり感。

奥さんに、いいたいこと何も言えずになんでも我慢する癖。

 

お金を運んでくる主人を大切にしない奥さんにも問題もあるけれど、

それよりも、

子供の時、兄ばかり注目がいったのと同じように、

今、子供にばかり注目がいってしまう、

家庭のなかで居場所のない疎外感が、彼を苦しめていたのね?

 

お兄様も子供も大好きだからこそ、

憎みきれずに、なにかがずっとモヤモヤと溜まっていて、

それを無意識に、離婚という形に結びつけようとしていた彼。

 

彼を救えるのは、彼だけ。

誰よりも努力しよくやってる自分を、

誰よりも我慢してまわりのことを思いやれてる自分を、

認め愛してあげるのは今、この瞬間!

 

あなたがいるから、

子供の頃、親も安心できたし、

今も、家庭の縁の下の力持ちとして存在している。

ーーそんな自分を、

今こそ自分で自分を誇っていただきたくて、

「我慢しなくてもいい!」

と、彼に言っていただきました。

 

すると大粒の涙が、彼の心の垢を洗い流していきました。

 

必要以上の我慢は、毒。

彼は、それ以前に充分、素晴らしいもの~☆

 

一見、妻に全責任があるように見えた今回の案件の中に、

子供の頃の寂しい影が要因している部分があったわけ。

 

別れるのは、簡単。

今は変な我慢をする癖を手放すレッスンだと思って、

上手に自分の感情を伝える練習をして。

 

そうじゃないと、

会社でも部下が育たないわ。

自分でなんでもやったほうが早くて的確でしょうけど(笑)、

あえて、甘えてあげることも、

不完全である自分を認めてあげることも、同時に必要だよね☆

 

責任感の強さは、時として、独善的な自己完結に陥りがち。

この地球にはいろんな人がいるからこそ、

煩わしく愛おしいドラマが生まれることを、

俯瞰で楽しまないと、ネ♪

 

 

びびこ

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