権現岳の山行のあと、

みずがき山リーゼンヒュッテに泊まったら、

私の大好きな映画「天城越え」のビデオが!!

 

この映画をみて、映画監督になりたいと思い、

三村監督のいる日本映画学校へ入学したの。

(ま、今は、イロモノ占い師になってしまったけど、、、)

 

久しぶりに見ると、

学生のときみた感覚とぜんぜんちがうことに気がついたわ。

 

ヒトは、自在に次元を超えれるってこと。

 

田中裕子演じるハナ(んも~最高!)は、

娼婦になったり、聖女になったり、

多重人格のようにいろんな次元を行き来するの!

 

今の時代、

とかく、私は~キャラって断定するのが流行りだけど、

ヒトは、そもそも多面体で、

紫の自分もいれば黄色い自分も、赤も青も、黒も白も、いろんな自分がいるもの。

 

観自在菩薩の観自在とは、

自分の心を見つめて自在におさめるということ。

 

ありのままの自分の良い面も悪い面もジャッジなしに眺めれば、

菩薩が権現するのかもしれないね~

 

菩薩の自分、鬼畜の自分。

 

ワタシという港から、

いろんな次元を自在に行き来できるヒトは、

ホラー映画したり、

大恋愛映画したり、

罪人になったり裁判官になったり、

ほんとうは、

自由を生きてるよね✩


 

色は空に異ならず、空は色に異ならず。

色はすなわちこれ空、空はすなわちこれ色なり。

 

         ~般若心経~