「見えないものが視えた」
冬の朝の空気はクリア。
大雪のあとの富士山は、なんだか一回り太って見える。
あ。
ここに15年暮らしているけど、
はじめて肉眼で大山と南アルプスが見えた!
在ったんだ、山が?!
…もしかしたら、
幸せも、
目の前に在るのにもかかわらず、
実は視てはいなかっただけなのかもしれない。
まるでカメラの画素数が上がると鮮明に見えるように
時代が残酷なくらいクリアになってくると、
幸も不幸も浮き彫りになっていくね。
何をフォーカスして、
何を感じていくのかは、自分の心眼。
この澄んだ空のように、
私も自分に嘘つかないようありのままに素直に生きて行きたい。