伊勢・二見興玉神社の夏至の禊で御縁をいただいた、
東大阪市の宮司さんと今日、N神社境内で再会しました。






「わ!龍神!」
と、開口一番に口を開いた私。
「Nっていうからには、このへん昔は田んぼだったのかしら?だから、水の気を感じるのかもしれないけれど、ただの水でなく、龍気を感じるの。まんが日本昔話みたいなビジョン。
ねぇ、
龍神さん、
子供の笑い声をほしがってらっしゃらない?」と、
私が、宮司さんにお伝えすると、彼は、
「大昔は、ここは海だったり沼だったりしたようです。
それが江戸時代に川をせきどめて土地をつくり、
昭和のバブルの頃に、
地下鉄が入ったり、高速道路が作られたりして、
一気に宅地化され、たくさんのマンションができて、池が枯れ、この井戸もにごり、
御神木も気が枯れてきはじました。」
と、おっしゃいました。

ちいさなちいさな境内だけど、
不思議な木がたくさん生きてる。

その中でも、倒れかかったニレの木は、
鳥居形の支え帽を、飲み込みながら、健気に生きようとしていたの!

こんな異物を飲み込む樹木って初めてみたわ!







「樹医さんに診ていただかないと、
ほんとに、この神社は気が枯れて穢れの地になってしまうわ。
入口の木も鉄の輪で固定されているし。(上の写真)」
と、私がいったのだけど、
「お金もそうだけど、
この神社は、神社庁の管轄ではなく、
独立した神社で村の氏子が管理しているから、私は口をだせないし、
封建的な村人に、新しいことを進めることは波風たってしまって。」と、
宮司さんはお苦しそう。

けれど、
この神社は、ほんとにエネルギーが強い。
私のような神語を解読できない愚鈍な人間にも、
なにかを訴えてくる。

聞けば、こちらの境内では、首吊り、焼身と自死なさる方もいらっしゃるとか。
宮司さんの家族もついに体調を崩されて、
境内の家からお離れなったみたい。

「エネルギーの強い神社は、時に、人を狂わせます。
私は、いろんな神社をみてきましたが、
エネルギーの強い神社に住んでる宮司さんって、神あたりなさって、
不思議な人格になられる方もおられます。

カラダの不調ならまだ養生できますが、精神の異常になると回復は難しくなるので、
住処を境内から離したの正解だと思います。」
と、
いったあと、
続けて私は、

「バブル期にやってきた人と、
元からいらっしゃる村人さんとの溝を埋めるのは、
やはり、頑是無い子供たちの笑顔。
ここで百人一首大会でもしてみてはいかがですか?
とにかく、
この荒れたエネルギーを中和しないと。」
と、宮司さんのお苦しい胸の内を察しながらも訴えました。
いえ、私の体を借りて誰かが話させているような気さえします。

すると宮司さんは、
「実は、こちらは、地蔵盆でもあり神仏混合な、子供にとてもゆかりのある寺社でもあるのです。」


・・・やっぱり。


にしても、
こちらの宮司さんのエネルギーは清らかでまっすぐ。
私一人では、龍神さんの言霊をどう感受していいかわからなかった。

この地に選ばれし彼は、
M神社の裏の滝で行をなさっているくらい真摯。

え?M神社?
って、元春日の?
地図を観ると、
ひ、ひ~~~~~~~~~出雲井って地名。

わ!
春日=大和と、出雲族の争っていた場所に今、出雲の旅を終えた私は呼ばれたのね?不思議!
確かに、時の権力者は、
聖地を手に入れ実権を握りたがるものだから。



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しかもこちらの神社には、
霊石があるの。

え?琴毘羅神社?
って、四国の?ってことは、剣山のアークの石版の一部????

やば、頭がヌーンと痛くなってきた。

素晴らしい神社はエネルギーが強いから、
湯あたりにならないよう、少しづつ体をならしていかないと。