■パクリタキセルの副作用■

 

・赤血球・白血球・血しょうばんの減少

 

・平らなところでも,坂道を登っているような感覚になるときがある。

・電話の受話器からの音で,耳が痛む。

・脱毛。

・弱い動悸息切れ。

・脱力(力が入らない)

・手指の若干のしびれ。

・腕の血管(リンパ管かも)の痛み。

・かかとの痛みでかかとに体重がかけられない。

・爪が黒くなる。

・歯茎からの出血。

・無月経

・ホットフラッシュ(一時的急激なのぼせ・ほてり・発汗)

 

以上のことは私に起こったことだけど,脱毛と爪の変色と無月経以外は継続するものではなく,ときどきおこるもの。

 

電話で耳が痛いのは電話のたびにそうだったけど,スピーカーフォンにして対応。

 

爪は根元が初めに黒くなるので,指挟んで内出血したのかと思っちゃった。

 

この日から,卵巣活動が休止に入る前の,最後の生理。

 

採卵できなかった,最後の卵子の,その最期。

 

▼副作用について、私には殆ど感じられなかったものでは,一般的に以下のようなものがあります。

 

・火傷に気づかないほどの,手指のしびれ。

 

・味盲。

 

でも,普段の生活にはそんなに支障は出なかった。

 

毎週末の趣味の集まりを開けなくなったのは,私の体調のためではなく,震災で電車がまともに動いていなかったからだった。

 

支援物資を送るにも,この頃になってやっとできたことだった。

 

それまでは,東北で荷物を受け取る方の拠点が機能していなかったから。

 

でも,やっと!

 

夫の実家とも連絡が取れた!

 

私の実家もそうだけど,人も家屋も皆無事だった。

 

私の実家ではまだ水道が復旧していなかったけど,夫の実家では電話以外はすぐに全部復旧したとのことで,避難所の世話になることもなく,むしろ自宅が,親戚の避難所になっていたようだ。

 

叔父の会社は取引先が全部津波に呑まれ,行き場のない請求書の山が叔父の手元に残された。

 

叔父の会社も大変な被害が出て,社員も一人行方不明とのことだった。

 

親戚にも友人の身内にも,亡くなった方がいることが分かって来た。

 

仙台では,並べば3000円分の食品が買える,とか,そんな感じのところまで復旧していた。

 

妹は,仙台のアパートの部屋が滅茶苦茶になったこともあり,実家で両親と生活していた。

 

私の実家は仙台の隣町の,古い住宅団地にある。

 

妹も毎日24時間体制で働いている合間に,並んで買い物をしていた。

 

普段から食材の買出しに利用していたショッピングセンターが,独自の流通網で比較的早く再開するも,建物が危険なので,その駐車場が青空市場のようになっていて,並ぶのも買い物も寒空の下だった。

 

友人たちも仕事が終わってから並びに行って,体力の限界のはずだったけど,父も妹も友人たちも,誰も弱音をはかなかった。

 

ガソリンはもうギリギリだった。

 

夫の車を私の実家に置いてあるので,実家の車のガソリンが尽きたときの秘密兵器として,温存してあった。

 

ところが夫の兄から「車を駄目にしてしまったので,弟の車を持ってきて欲しい」と連絡が入ったガーン

 

夫の兄の家は半壊状態で,ブルーシートを被せて無理矢理住んでいるらしかった。


秘密兵器はなくなってしまった…。