…唐突に約5年も前の旅行日記を載せていますが、読み返したらおもしろいところがあったのでつい…


“庶民”の日,とは,“ブランド店に行かず,買い物はスーパーのような庶民の店”を回る日,という意味。


06:30 起床

07:30 朝食

08:15 出発★①

09:10 アッカデーミア美術館★②

10:30 旅行案内所★③

10:40 メディチ家礼拝堂★④

11:20 中央市場★⑤

12:00 ボングスタイ-Buongustai-trattoria-★⑥

13:30 ドゥオーモ★⑦

14:30 買い物★⑧

 ↓

16:30 フィエゾレに…★⑨

20:30 ホテル

★①

 バスで繁華街まで行こうと思って徒歩で出発。

バス停に行く途中でバス券を買おうと思っていたが、タバコ屋もバール※も無い。
※バスの乗車券は,タバコ屋やバール(喫茶店)などで売られている。

しょうがないので、バス停を越えてずんずん歩く。

でも幸い(?)道路がすっごく混んでいて、乗ろうと思っていた路線のバスを歩きで抜かし(!)、結局目的地に歩きで辿り着いた。

 その間、新聞雑誌屋とタバコ屋でバス券を扱っていたが、欲しかった“24時間券”は見たことも無いらしかった。

彼らによれば、「存在はするだろう」との事。

★②

 ミケランジェロ作、オリジナル「ダヴィデ」君。

その想像を越える大きさと、背中を洗っている入浴中の姿だった事に感動するRとY。

オリジナルと全く同じレプリカは、元々オリジナルが立っていた“シニョリーア広場”と、街を見下ろす“ミケランジェロ広場”に居る。

 ミケランジェロは、ローマ サン ピエトロの「ピエタ」と言い、言わずと知れた彫刻の大天才。

何故絵を書かせると、老若男女赤ん坊まで、全部ムキムキになってしまうのか…

★③

 住んでた頃は一度も来なかったなぁ。

ここで、バスの“24時間券”がどこで買えるのかを聞く。

 ≪フィレンツェを満喫したい人必読(ガイドに乗ってないから)≫

---------バス24時間券は、市内2箇所でしか売ってない---------

1.とあるタバコ屋;カヴール通りの観光案内所のすぐそばの交差点、観光案内所からは斜向かいにある。

2.ATAFF(市バス)案内所;フィレンツェ中央駅の敷地内北側、バス乗り場の一番奥。

★④

 サン ロレンツォの革製品やらお土産物やらの屋台市場を通過しつつ、前年の秋にここで買った薄いパシュミナショールが半額(!)になっているのを見て、即買い。

もう1枚買えば良かった…!

 その端っこ、サン ロレンツォ教会の裏に、礼拝堂はある。

ここは、メディチ家の納骨堂。

贅沢の限りを尽くした骨壷がガラスケースに飾られていて、更にその骨壷は、中のメディチ家の人々の骨が見えるようになっている。

骨たちは見られるのを喜んでいるように、自慢気に見えるので、私はちょっと笑ってしまう。

★⑤

 連なる屋台の中に、どーんと出現する。

ここも、2階に上がったのは初めてだなぁ。

全部くまなくまわって、安いポルチーニを見付けて、「翌日買おう」なんて言って結局翌日はここに来られなかった。

≪教訓≫

---------ポルチーニ茸は、中央市場で一番安いのが、どこよりも安い!---------

★⑥

 12時丁度に席に着く。相変わらず、安くて美味しい。

いつもはすごい行列なんだけど、誰もいない。

13時過ぎまで居たけど、混雑に巻き込まれずに済んだ。

★⑦

 ここはお屋根まで450段。

前日320段でヘトヘトだったので、RとYを階段入口で見送り、私は近くのバールへ。

40分後に別れた地点で待ち合わせだったけど、20分後に行ってみた。

二人がそろそろ下りて来る予感がして。

予感は当たっていた!

二人は下りて来ていた。けど、私の前には現れなかった。

寒い!寒い!二人が来ない。寒いよ~

屋根から教会の中に下りて入られた二人は、時間まで教会の中を見ていたとの事。

以前は、屋根から下りると必ず外に出るようになってたの~

★⑧

 お目当ての靴屋にお目当ての靴がなく、靴屋7軒くらい見たけどヒット無し。

その代わり、お洒落な服屋やらアクセサリー屋やらで一杯買い物できた♪

東郵便局向かいのスーパー“スタンダ”にも行けた、けど、ここでも「又来るかな」なんつって何も買わず。

ジノリ通りのスーパー“イル チェントロ”では、とりあえずフルーツキャンディーを買った。

★⑨

16:30…

帰るには早すぎるし、疲れたし、買い物袋たくさん持って、身動きも取りづらいし…

夕暮れのパノラマを見に行こう。

とりあえず中央駅に行ったら、フィエゾレ行きのバスが停まっていた。

乗って中心地の反対側に出た頃、ひどい渋滞に巻き込まれた。

でもそれは、「ひどい渋滞」なんかじゃなかった!!

バスが停まってから暫くすると、後続の車がどんどん追い越して行くようになったが、それでも私達の乗ったバスは動かない!!

乗客全員異常を察し、運転手さんと話したり、外に出たり入ったり、外に出て去って行く人も出る中、これに乗って終点まで行こうとしてた私達と、同じくこのバスでないと家に帰れない人達は、ちょっと間が持たなくなって来た。

救急車も来た。

とりあえず買った「フルーツキャンディー」を、とりあえず乗客全員に配ってまわってる途中、

「このバスは現状維持の為動かせないから、ここから真っ直ぐ行って左に曲がって右に曲がったところから、11番のバスに乗り換えた方が良いよ!」

と、外から言う人あり!

私達の乗ってるフィエゾレ行きは7番。

「11番に乗った方が良いって、それに乗ってどこで降りるって言うのよ」と、今まさに飴玉渡そうとしてたご婦人から、ごもっともなご意見。

でも、それを聞いて一気に若者達が降りて行ったのを見て、付いて行かないと帰れない、と判断した私は、RとYを呼んで慌ててバスを降りた。

その目に飛び込んできた光景はなんと!、バスの前に倒れたスクーター!、だった!!

もうかなり薄暗かったし、若者達はどんどん行っちゃって、その光景は良く確認できなかったけど、救急車が音も無く居なくなってた事を考えて、Rと私は咄嗟に、「お亡くなり…?!」って思っちゃった。

 11番のバス停で確認すると、とりあえず帰りのホテルまでのバスも出てる広場に行くバスだってことが分かって、バス停のベンチでひたすら待った。

けど私達の前に、時間が過ぎてもバスは現れなかった。

寒い!寒い!バスが来ない。寒いよ~!

私の携帯電話から、昨日のおばちゃんの娘に電話した時と同じように、タクシー配車センターに電話しても、「現在、電波の届かないところにおられるか、電源が入っていない為、かかりません」のアナウンス。

タクシー配車センターで、それはないだろうと思い、

もしかして自分のプリペイド式ヴォーダフォン・イタリアの携帯電話の場合、チャージが切れるとこのアナウンスなのか?

と考えた私は、近くのバールでプリペイドカードを買った。

その暖かいバールで、温かいお茶飲んで、カードをチャージして、さあタクシー呼ぼう、と思ったら又しても「現在、…かかりません」…!

そこで、配車センターの電話番号変わったのかも知れないと思い当たったが、もう疲れた…

バールの近くにタクシー乗り場が無いかどうか聞いたら、お店の人が呼んでくれるって!

おじさん!天使に見えたよ~

 真っ直ぐホテルへ向かう帰りのタクシーの中、運転手の若いお兄さんに「死亡事故があったの」って言っちゃって、お兄さんびっくり!

でも、後で良ーく考えたら、救急車が音鳴らさないで帰る理由は、二つあったんだ。

一、対象者が死亡している

二、対象者が元気だ

…後者、だったかもね…フフフ

それはそれで、良いじゃん。

駄目?