先日、私が新たなる美容院探しで


妻夫木似の見習いくんに出会ったのは


読んで頂いた通りですが、夫だって髪が伸びる訳ですよ。



しかも夫の髪はご先祖譲りの剛毛で

タワシみたいなんですよ。


若い頃からとんねるずのタカさんみたいな

サラサラヘアーに憧れた夫は


どんなストレートパーマにも屈する事の無い

鋼の様な髪の毛で、ひっそりと生きて来た訳です (どこがじゃ)



隣りに寝ていて、寝返りを打った夫の頭が

私の顔に当たった日にゃ



「痛いんじゃーーーーーーーーーーー!!!」


っ飛び起きますからね。



そんな夫の髪ですから、切る方も難しいらしく

なかなか簡単に気に入った散髪屋も見付からない訳ですよ。


現に、兵庫にいた時も、夫はここ!!っと決めた所に

5年間通い続けましたからね。



でも、引越しの騒動で

結局向こうで散髪も出来ずにこっちに来て


そりゃーもーデッカイ頭になって


「そろそろ・・散髪屋さん・・探したら?」



っと私が声を掛けたぐらいになって来て

朝のセットも時間が掛かる様になったので


夫も憂鬱そうな顔をしながら


「探さなくちゃいけないなぁ・・・・」っと


ネットなんかで数日近くを探しておりました。



それで歩いて行ける距離の所で

散髪屋さんを見つけ


「町の散髪屋」 なーんて

可愛いサブタイトルまで付いてるカットハウスに

いよいよ夫は行く気になった様でした。



髪を切った後、プリキュアの映画を見に

愛娘とデートですからね。

デッカイ頭じゃ気が引けたんでしょう。



いつもに比べてなかなか帰って来ないので


「混んでたのかな・・」なんて思っていると

何だか静かーーーーに帰って来ました。



「どうだったかなー新しい散髪屋さんは・・・」


っと思って


玄関を開けて、あたしゃフリーズしました。





だってですねー玄関に


ミッキーマウスの絵の服を来た石川五右衛門が立っていました。








隠れ家ベッキー

  あっしですかい?






「ちょっとアンタその頭どーーしたの???


 どーやったらそんなになるわけ??」




夫は半泣きになりながら


洗面所に走って行き、鏡を覗き込んでいました。




「あのさ・・夫婦で喋れない散髪屋さんだったんだよ。

でね、メニュー表みたいのを出されて



トップ   長め  普通  短め


サイド   長め  普通  短め


バック   長め  普通  短め



みたいに書いてあって、それを指差せってゼスチャーでね。


一応自分の希望を指差したんだけど

普通だったら、もう少し切りますか?どうですか?


みたいな感じじゃん?でもその指差したままで


何も聞かれずに、こんなになったんだよ・・・・。」




「・・・・・・・・・・・・・・・・。」




喋れないという障害がある人が

お店をされている事について

どうこう言う気は毛頭無いし



出来れば応援したい気持ちの私だが

夫が石川五右衛門じゃーー話は別だ。



しかも夫は

瞬時に自分の希望を言うのが下手と来たもんだ。



「それさーー別の所を探した方がいいんじゃないの?

 それか、もうこれからは先に、もっと詳しく言うか・・・だよ」



すると夫は


「石川五右衛門は困る・・・これはおかしい・・・。


 でも、これで自分が行かなくなったら


 一生懸命経営されているあのご夫婦を


 傷付けるんじゃないか・・・・」



っと言うジレンマに苦しみ


洗面所に無表情で立ち尽くしていた。


気絶していたのかもしれないw




そして夫は今朝、大変早起きをして

必死でクリームを使い

トップのボリュームを抑えて、会社に行った。


本末転倒という言葉をここで勉強した夫であった。



次回の散髪が楽しみな妻である。