取引を仕訳して仕訳帳に記入した後、仕訳を各勘定口座に書き写します。
この作業が転記です。

また、各勘定口座をまとめたものを総勘定元帳、もしくは元帳といいます。

 転記の方法を説明しましょう。
5/28に商品5万円仕入れて現金で支払った場合を仕訳すると
5/28 (借方)商品 50,000 (貸方)現金 50,000
となります。
これを現金の勘定口座に転記する際には、右側に借方の相手勘定(この場合は、商品 50,000)を記入します。

 各取引は必ず、借方と貸方に仕訳されます。
そして、それぞれの金額は常に同じ額となります。
そのため、1つの取引を元帳に転記した場合、元帳全体の借方項目と貸方項目の合計も必ず等しくなります。
これは、貸借平均の原理と呼ばれています。



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 現金5万円という資産が増加し、仕入れ値段3万円の商品という資産が減少、商品売買益2万円という収益が増加するという意味になります。
このような記入方法を分記法と言います。

 銀行から現金10万円を借り入れた場合は
(借方)現金 100,000 (貸方)借入金 100,000
となります。

 現金という資産が10万円増加し、借入金という負債が10万円増加したという意味です。
この借入金を現金で返済した場合には
(借方)借入金 100,000 (貸方)現金 100,000
となり、10万円の借入金という負債が減少し、現金という資産も減少すると言う意味になります。

 

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 簿記の基本は仕訳です。
簿記において仕訳とは、取引1つ発生するたびに、その内容に応じて仕訳帳に勘定科目と金額を左右(借方・貸方)に記入することです。
 
借方には、資産の増加・負債の減少・純資産(資本)の減少・費用の発生・収益の減少を記入します。
貸方には、資産の減少・負債の増加・純資産(資本)の増加・費用の減少・収益の増加を記入します。

 例えば、商品3万円仕入れて現金で支払った場合
(借方)商品 30,000 (貸方)現金 30,000
となります。

 1つの取引に対して必ず借方と貸方のそれぞれの合計金額は一致します。
商品3万円という資産が増加し、現金3万円の資産が減少したということになります。

 この商品を現金5万円で販売した場合は2万円の儲けになります。
この流れを仕訳すると
(借方)現金 50,000 (貸方)商 品   30,000
          (貸方)商品売買益 20,000
となります。


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