映画が好き『I am Sam アイ・アム.サム』 | 浅次郎のブログ

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猫の浅次郎と仙太郎、そして人間の浅次郎(私)
この3匹(?)で、くだらないこと真面目なこと
大好きな映画のことなど書いていくよ。

2001年のアメリカ映画です。

「コリーナ・コリーナ」(1994年)「ストーリー・オブ・ラブ」(1999年)などのジェシー・ネルソン監督の作品です。

主演はショーン・ペンで、ダコタ・ファニングが共演しています。





あらすじ…

7歳の知能しか持たないサム(ショーン・ペン)はスターバックスで働きながら一人娘のルーシー(ダコタ・ファニング)を育てています。

ルーシーの母親はホームレスで、ルーシーを出産するとすぐ姿を消してしまったのです。

サムは周りの優しい人たちに助けられながらルーシーと二人で暮らしていましたが、やがてルーシーは7歳になり父親の知能を越えてしまいます。

ルーシーの誕生日に福祉事務局の人が訪ねてきて、サムには子供の養育能力がないと判断され、ルーシーは施設へ連れて行かれてしまいます。

サムはルーシーを取り戻すために敏腕で知られる優秀な弁護士リタ(ミシェル・ファイファー)の元へ行き弁護を頼み、裁判が始まります…





この映画にはたくさんのビートルズの楽曲が使われていますが、すべて豪華アーティストによるカヴァーです。

何故ビートルズかというと、取材した障害者施設の利用者の多くがビートルズが好きだったためだとか。

映画の後半でサムが「ジョージ・ハリスンは自分で作曲の才能がないと思っていた、でも“ヒア・カムズ・サン”を書いた…」というようなことを言うと、リタ(ミシェル・ファイファー)は「4人の中で彼が一番好きよ」と答えます。

ジョージ・ハリスンは2001年11月29日に亡くなっていますが、このシーンを撮影した直後に亡くなったそうです。

2歳の時のルーシーを演じたのはダコタ・ファニングの実妹エル・ファニングです。





またサムの4人の友人役(映画の中では全員が障害者)のうち3人は実際に障害者だそうです。





ショーン・ペンはこの映画でアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされました。

またダコタ・ファニングも放送映画批評家協会賞やゴールデン・サテライト賞などの他にも、多くの賞を受賞しています。

この映画は日本アカデミー賞の外国作品賞にノミネートされました。





余談ですが…

ダコタ・ファニングは「宇宙戦争」(2005年)でトム・クルーズの娘役で共演しています。





この時から22歳の現在まで、トムから誕生日プレゼントをもらい続けているそうです。

プレゼントは靴が多いそうですよ。

またトムは戸田奈津子さんの誕生日にも毎年花を送っているそうです。





戸田奈津子さんはトムの主演作の字幕翻訳を担当しているし、トムが来日したときは通訳もつとめています。

トム・クルーズって細やかな気配りの出来る人で知られているようですね。

映画に関係ないことを書いてしまい、すみません。

知的障害者を演じるショーン・ペン、観てみると分かりますが、演技力が高く評価されてるだけあって名演です。

ハッピーエンドですから後味は悪くありませんし、ハートに響く映画でした。

古い映画ですが、お薦めです。


ショーン・ペンって歩き方や仕草、しゃべり方など障害者の人をよく研究していると思ったよ、さすがだね(浅)



うん、本物の障害者の人たちも出演してるけど、違和感無いものね、名優だね(仙)