人は何かしら役割を演じて生きている
女性にとって解りやすいのは、
「嫁」としての役割
⚪⚪さん家のお嫁さん…
嫁業を担っている時、
大多数の女性は、
その「役」を
演じているのではないでしょうか
親類の結婚式、
義理の親の葬儀や法事等、
自分を抑えてその役を担っているだから、
疲れが後からどっとくるのでしょう…
なりたかった自分はそんな自分ではないのに…
40代後半で再婚した私は、
2回目の「長男の嫁」になりました
幸いなことに、
子連れ(二人とも成人後)再婚の私に対し、
夫の父母や親類から、
直接何も言われたことはなく、
いつも優しく接してくれます
が、
私の方が、本当はどう思っているかな?と気にしてしまいます…
再婚後5年で義父が亡くなり、
先日葬儀を終えました
通夜や葬儀では、
初めて会う親類も多く、気を遣いながら、
私は、嫁業を担ったわけですが、
終わった後、
不思議と爽やかな気持ちになりました
何でだろう?
年取って人にどう思われても気にならないから❔(それもある)
そんな時一人の女性の姿が目に浮かびました
葬儀に参列した親類、
義理の両親と来ていた30代ぐらいのお嫁さんです
ハキハキと会話される凛とした方で、教師をされているそうで、
その日は嫁業をされていましたが、
ぶれない軸のある方だというオーラを感じました
その軸は、
「名前で呼ばれる人生」
私は、
離婚、シングルマザーを経験して、「仕事」を手に入れました
大変だけど、続けて来た事で
知らないうちに私にも、
その「軸」ができたのかもしれません
仕事を通して一日中「役」を演じる体力もあります
「私」という
揺るぎない自分の
軸がしっかりあれば、
「嫁」というネガティブな役も心折れず、心美しく果たせる
➡️無事に果たせた達成感を感じて
➡️爽やかな気持ちになった
と、解釈しました
その人にとっての「軸」は、
仕事だけではなく、資格だったり趣味やボランティア活動…そして、自分なりのマインドを持ち続けること等、
色々あると思います
自分が自分であるという、
揺るがないものを持っていると、
避けられないネガティブな「役」も心折れず果たせるのだと思います
心強く、美しく生きて欲しい、
「名前で呼ばれる人生」を、
娘たちにも、
送ってもらいたいな
⭐おまけ⭐
義父の葬儀を終えて、
長男として商売を引き継ぎ、
その役割を担っている夫の、
抱えている物の大きさを知り、
訳あり品の私の人生まで抱えてくれた事に、
改めて感謝の気持ちがわいてきました
それぞれの「軸」を大切に、
共にがんばろうと思いました
時は永遠ではないから…