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スピリチュアル予備校

より深く、正しく、面白く! スピリチュアルなことについてお勉強していきましょう

本当はデータベースに見る脳科学って名前にしたかったけど、
データベースって大仰な名前が付くと概要を把握しきれない
人がいると思うのであえてこの名前にしました。
でもデータベースで通じる人はそっちの方がきっと
本来の考えに近いです。

友達と話していて、そういえばこれってあんまり
知られてないなーと思ったことがあります。
それは、脳には記憶が増えるたびにしわが増える
(専用の脳細胞が生まれる)という勘違いです。
今の学説では、記憶は脳内のネットワークの形で
作られていると言われています。

どういうことかというと、
例えば初めて赤いリンゴを見たとき、
多くの人は赤いっていう記憶とリンゴっていう記憶が
新しく脳細胞と共に生まれると思っています。

でも、それは勘違いです。
本当は「赤」を司る脳細胞と「リンゴ」を司る
脳細胞は元々脳内にあって、
赤いリンゴを見たときに初めてそれらに電気信号が
通ってつながります。

エクセルで言うとA1のセルに「赤」、
C1のセルに「リンゴ」と書いてあったら、
赤いリンゴの記憶が生まれるというのは
A3のセルに「=A1」、A4のセルに「=C1」と書いてある
表が生まれるということなんです。
余談ですが、こうして最初に書いてあるA1「赤」
C1「リンゴ」というセルを哲学ではイデアといいます。
人の意識の中にある概念の本質ですね。

つまり赤いリンゴを見たから赤というセルと
リンゴというセルが新しく生まれるんじゃなくて、
赤と書いてあるセルとリンゴと書いてあるセルを
参照した表が生まれるということなんです。

ということは、
ちょっと頭をひねると出てくると思うんですけど、
記憶って虚構で実体が無く、書き換えが可能なんです。
A3のセルに「=A1」って書いてあるだけなんだから。
A3のセルに直接赤って書いてあるわけじゃないんです。

物質的に赤いリンゴな場合は書き換えはかなり困難ですが、
これが感情など目に見えないものにまつわるものだった
場合は割と簡単にできます。

例えば、初めてタバコを吸った人がその場で
交通事故を目撃したりしたら、
以降ほぼタバコは吸えなくなります。
ヘタしたらタバコを見ただけで身体がすくみます。
「交通事故」と「ショック」と「タバコ」を参照して
結びつけた表ができるあがるからです。
いわゆるトラウマってやつです。

でも、ここに記憶のもう一つの仕組みがあります。
もしこれがしょっちゅうタバコを吸う人だった場合、
別に交通事故を目撃しても、それはタバコとは結びつきません。
なぜなら、記憶のネットワークは確率で判定しているからです。
1回目のタバコで交通事故を目撃してショックを受けたら
タバコを吸ってショックを受ける確率は1/1、つまり
100%になりますが、
100回タバコを吸って1回交通事故を目撃したら
タバコを吸ってショックを受ける確率は1/100、つまり1%です。
これじゃああんまりタバコが怖くはならないですよね。
本当はタバコ、交通事故などにはそれぞれ感情負荷が違うので
確率の計算はそこまで単純ではないのですが、
簡単に言うとこういうことです。

この仕組みを応用したのが精神療法のカタルシス療法などです。
安全な場所でトラウマの状況を追体験することによって
記憶内でショックが起きる確率を下げるのが目的です。
つまり、必ずしもタバコを吸うとショックなことが
起きるわけではないという可能性を付け加えることによって
表での結びつきを弱くするのです。
(ただカタルシス療法は今となっては因果関係をダイレクトに
捉えすぎて色々問題があるみたいですが)

だから「人は習慣の生き物」っていうのはまさにその通りです。
行動して上手く行った回数が多いほど、成功体験が
詰みあがった記憶があるので、どんどんその行動に抵抗が
無くなっていきます。
結果、加速度的に成果を出すことができるようになります。

長くなってしまいましたが、
記憶は経験を重ねるごとに意味を書き換え可能とだけ
覚えていてください。



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