ー楽屋ー
隆:○○は好きな食べ物なーにー?
剛:隆二さん笑
健:お前は食うことしか頭にないんかい!笑
○:私、味覚がなくて何食べても味しないんです
隆:え?
○:ある日急に味が分からなくなったんです。今では自分が何を好きだったかも思い出せません
隆:いつごろまで味覚あったの?
○:一年…ぐらい前だと思います。
臣:辛くねぇの?
○:私がした代償だから……
剛:え?
○:なんでもないですよ笑
それからメンバーはLIVEツアーに向けて衣装、立ち位置、パフォーマンスを考えていた。
一番端の人まで届くように。
どうやったら一体感を出せるか。
私はツアーに出るわけではないけど、自分が考えなくていいとは思わなかった。
H:じゃあ、演出どうする?
直:うーん…みんななんか案ある?
○:あの…いいですか?
H:うん、なに?
○:登場の時なんですけど…メンバーが変装をしてファンの中から出るのはどうですか?
ファンの中にはメンバーに似ている人もいますしあまりバレないとは思うんです。それだけでなく、近い距離で見てもらえる。騒ぎになったり…難しい事もあると思うんですけどどうですか?
エ:それいいと思います!!
健:細かい事は後から考えるとしていい考えやな!
H:俺もいいと思う。
己:やっぱ、女の子の意見っていいね
剛:後から入ったから、俺たちが気づかない貴重な意見が出ていいの作れそうですね!
○:…すいません、お手洗いいいですか?
健:なんや、緊張で腹壊したんか?笑
隆:ちょっと健ちゃん笑
H:大丈夫だよ
○:失礼します
直:がんちゃんあれはないんじゃない?
剛:え?
臣:俺も…今のは無いと思う
隆:うん。もしかしてがんちゃんわかってないの?
剛:え、俺なんかしました?
己:自分の言ったこと思い出してごらん
剛:後から入ったから……いい意見って
H:○○にとって、後から入った…って言葉はきつかったんじゃない?
剛:そ…ですか?
己:確かに後から入った事は事実だよ。でも、もうできてる輪の中に途中から入るって凄い辛いことでしょ。
なにより、俺らは辛いこと乗り越えてレコ大も七人でとらせていただいた。
その中に後から入りました。仲良くしてください。簡単に受け入れられないことはわかっていても、誰かの一言に傷ついたりするんじゃない?
直:うん。○○を特別扱いするのは辞めよう。○○も三代目の仲間だろ?
剛:俺…謝ってきます
H:さすがリーダーだね笑
直:え?
H:俺も三代目に入れるのはどうかと思ったんだ。でも、これからの三代目に○○が必要だと思った。もちろん隆二と広臣の歌はいいものだと確信がある。
けど、三代目の恋愛の曲の切なさの部分をまだパフォーマーに任せている気がしたんだ。
隆:パフォーマーに…
H:もちろん歌があってのパフォーマンス。パフォーマンスは歌の表現をふくらませるもの。それでも、恋愛の曲はパフォーマーに任せっきりだと思う。
悪い事ではないけど、○○の表現力ならそこもカバーできると思ったんだ。
臣:たしかに……
隆:俺ら、女性の気持ちは想像だけだから…
H:彼女の表現力、歌い方、これからレッスンをかせねていけば、三代目にマイナスになることは絶対にない。
臣:でも俺…○○が入るのまだ受け入れられません。もちろんHIROさんのおっしゃることも分かりますし、三代目にプラスになることは分かります。でも、7人でもっと上を目指したかったです…
H:そうだよな。広臣の言うこともわかる。
まだ、○○には言ってないけどLIVEの最後の二曲はヴォーカル三人でやってもらおうと思う。それまで受け入れられなくてもいいから、その時に考えてくれないか?
ファンの皆さんにはオーディションだと伝えておく。
臣:わかりました
健:そう言えば…あいつ遅くないっすか?
その頃
剛:あ!○○!!
○:え…ぁ……
そこには涙を流した○○がいた。