先月58歳になった。


もうアラフィフを通り越してアラ還だ


長男が家を出てから、約半年。


なんだか最近自分は「1人ぼっち」を意識してしまう。


次男はバイトやら何やらでほとんど家にいない。


土日もほぼ一日中1人。


連絡をすれば会ってくれる友達はいる。


でも皆忙しいだろうなとか家族と出かけたりするのだろうな、とか思うと連絡する気持ちになれず。


あーこのままずっと1人なんだなぁ、と実感。


すごく寂しい訳ではない。


推し活して、キラキラ写真をアップしている同年代の人達を冷めた目で見るひねくれ者。



仕事自体は楽しい。新型を手がける時はワクワクする。


仕事も子育ても今の所、悔いは無し。


今までの人生で後悔している事はやはり人間関係。


離婚をし大切な心の友も失った。


上辺の仲良しはいるけど、常に寄り添い合うような人はいない。


だからその後悔も踏まえて、これからは人との繋がりや出会いを大切にしていきたい。今私の周りにいる人々を大切にしていきたい。


何も考えず、ただ無邪気に相手にぶつかっていった若い頃の自分に戻って。


捻くれてる場合じゃないってことだな。





と、なんだか鬱々とした事を書いてしまったけど、いい事もあった。


先月の誕生日祝いに長男がアッコちゃん(矢野顕子)のコンサートに誘ってくれ2人で、観に行った。


私が初めてコンサートなるものに行ったのは中学3年の時、中野サンプラザでのアッコちゃんのコンサートだった。


長男には小さい頃から聞かせたり、高校生の時は譜面を買い与えアッコちゃんの「ひとつだけ」とか、無理やり弾いてもらった。


そして今は音楽関係の仕事に就き改めてアッコちゃんのスゴさを感じているようだ。


来ていたファンはほぼ5〜60代の方達の中、髪を白に染めた若者が、目立っていただろうな。


何よりも嬉しいプレゼントだった。


そして、もう一つは長男次男と3人で母のお墓参りに行った事。


車を借りて次男に運転してもらい中央道で約1時間半。運転は安心で、車中も楽しく帰りにはビッグボーイで満腹になりとても清々しい1日だった。


お墓参りはいつも感謝の気持ちといつまでも私達を見守っていてね、という願いを込めて手を合わせる。そうすると、何故だか清々しくなるのだ。



絢香の「にじいろ」の歌詞


なくしたものを数えて瞳閉ざすよりも

あるものを数えたほうが

瞳輝きだす


大好きな歌詞です。