すごい勢いで記事を更新していた時より2ヶ月も間が空きました。
パタっと書く気がなくなり、何ヶ月も放置するという、いつものパターンです。
何日も災害級の暑さが続いてますが、なんとか生きている。電気代が恐ろしいですがそんなことも言ってられないほどの暑さ、他でなんとかやりくりしていかなければ。
日々変わり映えがないと言えばないが、頭の中は常にぐるぐるいろんな思いが巡っている。
最近ある1つの衝撃的ニュースが飛び込んできました。
それはりゅうちぇるさんの自死。
それ以降、過去の映像をYouTubeで目にするようになり、何気なく見てみたのです。
りゅうちぇるさんはおバカキャラとか、炎上キャラとか言われていたけど心の中では必死に頑張っていたんだな、と。顔で笑って心で泣いていたんだな、と。
ある動画を見てとても深い悲しみに襲われたのです。
りゅうちぇるの中に、うちの太郎(長男)に重なるものを見つけてしまったのです。
太郎はやっぱりちょっと変わっています。
職場ではコミュニケーションもうまく取れず、雑談とか苦手で、大人しいタイプ。
例えば男の子が普通に軽く会話するような
「〜しろよ〜」「○○してんじゃねぇよ〜笑」
「お前○○だろー?」というような、ちょっと口の悪い言い方とかも一切しません。
会話のテンポもゆっくりで物腰が柔らかく私の周りのおばさま達や、優しい年上の女性には人気があるようですが、同世代の同性の中にいたら完全に浮く感じです。
どうしても、話せないのです。
「仕事楽しい?」などと聞こうものなら
「仕事楽しい人なんているの?」
と返されます。
元気がなく落ち込んでいて「どうせ」「だって」
と、自己否定ばかりするので
「太郎は幸せになりたいと思わないの?」
と聞きました。聞き方が悪かったのかもしれないけど
「そんな事考えてる人いるの?」
「幸せって何?」
と返されて会話が終了した事もありました。
そしてこのりゅうちぇるさんの事があって
「ハタ!」
と気づいたのです。
本当は太郎が1番生きづらさを感じているんだ。
それを今まで必死に隠してバカなフリして頑張っていたんだ!と。
私は「隠さないでさらけ出せば良いのに!」ともどかしく、心ない言葉を投げかけたりしていました。
りゅうちぇるは亡くなってしまいました。
でも太郎はまだ生きている!頑張って生きている!
そう思った時、涙がとめどなく溢れてきました。
りゅうちぇるさんの亡くなった日、帰宅するなり
太郎が「ニュース見た?」と言ってきました。
もう尋常じゃないくらい暗い顔で。何も手につかないといった感じで自分の考えを話そうと言葉を搾り出そうとする太郎。喋っても喋っても着地点のない会話。
今思えば、太郎もやっぱりりゅうちぇるさんの中に自分をみていたのかもしれません。
「自分は頑張ってるのに死んじゃうなんてダメだ!」
という心の叫びだったのかもしれない。
と勝手に解釈してしまいます。
昔から太郎は、事故、殺人、戦争、テロ、虐待といった悲惨なニュースがテレビで流れると急に嫌な気持ちになりチャンネルを変えてしまう子でした。
嫌なニュースは聞きたくないのです。
だから単にりゅうちぇるさんの事もそれの一環に過ぎなかったのかもしれませんが…。
そんな太郎ですが社会に出て毎日頑張っています。
来年には1人暮らしをする、と言ってこのクソ暑い中、土日は原チャリでUberしてます。
平日は午後から夜9時までの仕事。夜中は音楽製作活動。太郎の部屋からは毎夜音楽が流れています。
りゅうちぇるさんのことで私の気づきがあってから
もう太郎の事で一喜一憂する事をやめました。
(いまさら💦)
どんなに心配してもモヤモヤしてもそれぞれに時は流れていくのだ(そんな事何度思ったことか!)
私は私のこれからを粛々と淡々と生きていこう。
と、改めて思う2023・夏です。