家族がバラバラになる。

今のマンションに住めなくなることが決まり、私は一人暮らしを始めることになった。


今日も何件か物件を見て、家を決めた。

会社でも、家でも、1人になると涙が止まらなくて

疲れてしまった。

家族五人で暮らすのは、とても素晴らしいことだ。

父と母は、何故それを大切に思ってこなかったのだろう。

それは分からない。

でも私にとっては家族も家も、本当は愛したくて仕方ない対象だった。

愛させてくれなかった。

そこには父と母には善悪、固執という隔たりがあり

家はいつも怒りと悲しみに満ちていた。

私の愛したい心は常に不満や悲しみによって捻じ曲げられ、怒りという形を帯びて噴出した。

怒りを噴出する度、愛すべき対象との確執は広がり、関係も状況も悪くなる一方だった。

無職の父がアルコールに逃げることも、それを母が責め立てるのも

親が子に借金の話ばかりするのも

全てが怒りの対象であり、愛への渇望に繋がっていた。

そんな怒りに満ちた生活が終わるのにも関わらず、

私は、皆で、家族五人で平和に暮らせる、それだけの生活を望んでいる。

本当に良いのだ。幸せであれば
安心であれば。

愛したい対象と思いやりのある生活ができれば。

私は本当は


ごめんなさい。
今日はここまでにさせてもらいます。



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