塩屋さんへの道(11)すでに見ている景色と出逢い直す> | BIBI83のブログ ビビたる音舞♪ノート<伊良部島編>





小学3、4年だったろうか
図工の時間に木彫りの版画をつくった。

私は草むらの中から満月を見上げる構図の絵を彫ることにした。

大きな葉っぱの、架空の植物を描いた。


ちょっと、シック過ぎてつまらない

と思ったのか

メルヘンな感じ?が恥ずかしくなったのか

「この葉っぱ、ウサギの耳ってことにしようかな」

と私は言った。


「おもしろく」しないといけないかな、と

「世間にすり寄ったつもり」の瞬間だった。

(月=ウサギ、という発想がベタで切ない)


お友達が、

「このままの方がいい」

と言ってくれて

版画は「世間にすり寄った作品」になることを免れた。



森の中、陽光射す月桃を見上げていて、

そのことを思い出した。


月桃は、大きく育つと私の背よりも高くなる。

今、月桃の葉越しに見ている太陽の位置に
月が来たら

かつて描いた構図と同じ画が見える。


私はこの葉を、この景色を
とっくの昔から知っていた。


みんな、

ほんとは生まれながらに美を知っている。

自分だけの美の景色を持って生まれてくる。


それを映し出していけばいいだけなのに、

ありもしない世間に迎合していくことを、
学んでいく。

そういう時代が、終わった。


私は、世界の一致を見るのが好きだ。

それぞれに持ってきた
その人だけの美しい景色が音楽が
世界に映し出され鳴り響いているのを
見るのが聞くのが
発狂しそうに大好き❤

これだから、
生きてるのやめられないなぁと思う😍