<時代> | BIBI83のブログ ビビたる音舞♪ノート<伊良部島編>

<時代>

私の父の死因はALS、筋萎縮性側索硬化症だった。

近年、三浦春馬だったか?のドラマで取り上げられてたけども、

18年も前のこと、当時は誰もそんな難病を知らず、何じゃいそりゃ!漢字読むのもタイヘンなんですけど、という世界に私は居た。

病を得たとき、父は既に70を過ぎていたので、闘病期間はそう長くなく、

あれよあれよという間にそれは進行していった。

彼の最後のほうの様子は

「壮絶」という形容詞を使えるものだったと思う。

これは看取ろうと実家に戻った私だったが、父と食卓をともにすることができず、よくキッチンに逃げ立ち食いなどし、母に非難された。

食べないと体力が持たないから彼は、とにかく食べようとする。

しかし嚥下と言って、飲み込むチカラがなくなっていくので、同時に吐く。

吐きながら食べる父親と一緒にものを食べることは、私には不可能だった。

父は最後まで、徒歩数分の距離の会社に、電動車いすでぶぃーんと出勤していた。

その様子はご近所の皆さんにも感銘を与え、皆、彼を尊敬していたと思う。

この選挙で国会にALSの議員が出勤することになるという事実を受け。

そういえばソレ、

あたりまえだよなと思う。

父は最後まで、働いてたじゃん。

最後の最後の最後まで、

生きようとしていた。

病氣でも、生きてた。

そのあたりまえのことが

今までこの社会では

あたりまえには

為されてなかったし、

これからは、為されていくんだなと。

強きも弱きも、

老いも若きも、

病氣も元氣も、

すこやかに生きていていい世界。

それを、選んでいけるんだなと。

日本の未来は明るいし、

日本の未来が明るいなら

世界の未来も明るいなと

素直に思う。

そういう時代をみることができて、

わたしは嬉しい。