<八月踊りと野営>
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多良間島の八月踊りを見てからの
水納島へ
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多良間の八月踊りは
過酷な税の完納祝いと豊作祈願の際の奉納の踊りがはじまりらしいが
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島で生まれた獅子舞や棒踊りに加えて
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本島から伝わって来た「組踊り」
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宮古のときの統治者「仲宗根豊見親」が、与那国の首長「鬼虎」を征伐する物語が踊られている
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宮古島でも存続していないこの忠臣物語がなぜ多良間島では踊られ続けているのか?
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演じている多良間のかたもわからないと言っていた
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私の見た感じでは
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演者も観客も大家族のようで
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演目の内容とかはある意味どうでもよく
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わかりやすい忠臣物語をキープしやすい共同体ががっつり地域にあったからかなぁと
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どこまでも観客が舞台を見守る身内感
お祭りとしてナチュラルだよなぁと
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思ったのでした
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「人の想念がない」場所って
こんなにも身体が楽なのかと!
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言葉を失った
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人口3人の水納島は
フタを開けると今は基本
キャンプお断りの地だった
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島の管理者のかたのお叱りを頂きながら
今回だけだよと
最初で最期?の日々を味わう
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旅の道連れ
チエ・ケイジ夫妻とあいちゃんは
ボーイスカウトやガールスカウト出身だったり
キャンプ慣れしていて
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あいちゃんに至っては
幼少時の愛読マンガがさいとうたかを著「サバイバル」と筋金入り
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私はといえば
大人になってからのキャンプは初めて?
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自分のテントひとりで張れないわ
火も起こせないわ
ちゃちゃっとご飯もつくれないわで
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311のときも思ったけど
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自分が身を費やして来た
芸事という世界の脆弱さよ…
と、感じ入っていた 笑
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だからといって
サバイバルのプロになるゾ!
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というのも違うし
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これからの時代
火ぐらい起こせなくて
どうするのとも思うし
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初めて知ること
忘れないだろうことが
たくさん
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浜辺に包丁を置いて置くとソッコー錆びてしまうこと
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海で食器を洗うとき
砂がクレンザーになること
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海水でマース煮したお魚の美味しさ
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みなで涙し祈りを捧げて頂いたヤシガニの味
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追い込み漁、なんちゃってアギヤー漁がサッパリ上手くいかなかったこと
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あいちゃんとブチ遭難(本氣)したこと
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遭難したとき大事なのは
冷静さと明るさ
俯瞰
他人に助けを求めること
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毎日見せられたダブルトリプルの虹
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星月
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夕日朝日
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360度の絶景
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火を囲む時間
交わされた断片
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こんなにも綺麗な世界に
我々は住んでいるし
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住んでいいんだと
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わが身を
目の前の人を
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繰り広げられる大自然を
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ひてすらに愛で味わい
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いのちを生かしていけば
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生きられると
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生きているとあたりまえに
いろんなことが起きるけれど
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生きることに夢中であれば
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「いろんなこと」は小事
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生きられるなぁと
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いのちのちからへの信頼が増した旅
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言葉にならない豊かな時間を過ごさせてもらった
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この感じを
どれだけ日常に持ち込めるか
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日常をひたすらに
ゆっくり愛で味わうことを
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実験しようと思う