ギリシャ・アテネオリンピックスタジアム探訪 | ひまわりのたね

ギリシャ・アテネオリンピックスタジアム探訪



名称のとおり、2004年に開催されたアテネ五輪のメインスタジアムで
7万5千人を収容できるスタジアムです。

写真を見れば、一目瞭然ですが、その時、行ってきました。

スタジアムをバックにかの有名なオリンピックおじさんとの写真
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スタジアム内側からの聖火
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このスタジアムでは、
サッカー決勝アルゼンチンvsパラグアイと陸上競技を見ました。

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この決勝戦を見て以来、
テベスのテクニックと運動量とあの独特なお顔に魅了され続けています。
陸上の方では、去年の北京五輪での銅メダルを取るための布石となった
4×100mリレーを観て、競馬を観ているかのように(?)
声を張り上げながら応援した記憶があります。。。

アテネ五輪後、このスタジアムを使ったビックイベントといえば、
2007年にUEFAチャンピオンズリーグ決勝で
ACミランvsリバプールの因縁の再戦が行われ、
ミランがリベンジを果たした場所として記憶には比較的新しいかと思います。

このスタジアムはUEFAが定めたスタジアムランキングの中でも
最高峰の5つ星を獲得しています。

行ったことがある人は分かるかと思いますが、
どういう基準で5つ星のスタジアムに認定したか疑問です。

まず、五輪開催3日前に改修工事が完了したと言われるだけあって、
全体的な造りが安っぽい。
言い換えれば、五輪限定の仮設スタジアム?って思ってしまうくらいの
印象しかなかったため、UEFA欧州CLの決勝戦の試合会場に選ばれたときは
腰を抜かすほどびっくりした(笑)

次に、座席の椅子のすわり心地が悪し、すぐ揺れるので壊れそうで危ない。
そして座席の一部は、全体が見渡せない。

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特に、一階の後ろの方の座席では、2階席に視界の邪魔をされ
電光掲示板がまったく見えない。
駒場スタジアムのバック1階の一番後ろで見る並に視野が狭かった。
観客目線を余り考えず作ってしまったみたいである。

その内書くけど、北京五輪の鳥の巣から見ると、
どうしても手抜き感が否めない。

芸術の国・ギリシャなのだから、
もうちょっとまともなスタジアムを作って欲しかったのだが・・・

ただ、ギリシャ人は全体的にのんきな性格みたいなので、
そういう性格を表しているスタジアムとも言えなくはないが(笑)

とまあハード面では、ちょっと微妙でしたが、
やはりヨーロッパなので、スポーツを楽しむ文化が浸透しているため
スタンドの雰囲気は良い。
そして危ない雰囲気がまったくなく平和なスタジアム環境であるので
比較的ここには足を運びやすいのではないかと思う。

もしかしたらそういうとこが、5つ星になった由縁なのかもしれない。

恒例の(といってもまだ2回目だが)豆情報としては、
最近までAEKアテネに元ブラジル代表10番のリバウドがいたのは有名な話だが、
この同じアテネに本拠地を置くパナティナイコスで
かつて我ら(?)のイビチャ・オシム爺が指揮を取っていました。
意外なところで爺の名前見つけてしまいました。。。
日本に帰ってきてぇ!